TVをつけたら”犯罪者の息子と言われて”そういうタイトルがついた
ノンフィクションをやってました。
現実離れしたこの息子の生い立ちに…可哀そうの感情ではなく
ただ只、驚くばかりでした。
なぜ?人間がこんなに残酷になれるのか…人ではなく動物?
イイエ動物だって…親であれば愛情があると思います。
おばさんは小さい時の記憶の中で、父親と言うものが最低の人間と
思っていましたし、嫌いなだけではなく、自分の前から消えてほしいと
いつも思っていましたし、消す方法さえ子供ながらに考えていたかもしれません。
物騒な話ですが…それくらい父親として認めていなかった。
でも…そんなおばさんにも大切な人がいました。母です!!
どんな時も母の姿はおばさんの誇りであり、自慢でありました。
貧乏のどん底でも、母からもらう愛は何よりも優しかったし、大きかった。
しかしながらホントのおばさんのココロは父親の事で、いつも傷つき、憂鬱な黒い雲が
覆っているようにどんよりしていましたが人の前ではそんな様子はみじんも見せず
人の顔色を見ることが得意な子供であったなと…大人になってからフフッ(・_・;)と
笑える時があります。
どう考えても…子供らしくなかった子供であったと思います。
そんなおばさんのホントの姿をを知ってか知らずか…イイエきっと察していたんだと
思います。
母はいつも人とのつながりや感謝の言葉を口にしていました。
母が大きい声を出した記憶はありません。あんな父親に対しても優しかったと思います。
母が寝るときに聞かせてくれた面白い昔話に、笑い転げて、もう一回!と
良く催促し、楽しかった!( ´艸`)
歌も楽しい歌でした。
貧乏なんだけど…なんか母といると心が豊かになれました。
寒い日は、おばさんの冷たい足を自分の足に挟んで温めてくれました。
親の愛情とは、子供が幸せに生きてゆく事を願うという事が、何かしら
行動や言動に現れ、子供はそれを感じることで自分は守られていると安心するもの。
それを感じたら、多少の貧乏も困難も乗り超えて行けるものだと思います。
TVの話に戻りますが…彼はあの現状、現実の中で父親、母親を恨む時間さえなく
小さい子供でありながら、支配と言う恐怖の中で精一杯緊張しながら生きてきたんだと
思うと、想像を絶します。
おばさんとは又違う。イイヤ大きく違う!!
助けてくれる人がいない…助けを求める人がいない…愛のない、疑心暗鬼の大人たちの中で
あんなに成長できていることが不思議ででもありました。
番組の途中で紹介された母親からの手紙は…おばさんは許せない。
どの面さげて息子に、元気ですか?とか、がんばってますねとか
何かあったら相談しなさいとか、健康管理をしなさいとか…言うな!!と思わず
母親の手紙をぐしゃぐしゃにしたくなってしまいました。
おばさんは…あの母親に息子をそっとしておいてやれ!!図々しく母親面して
便りなんかすんじゃね~と最後は興奮して怒ってしまいました。
おばさんはやっぱり…あの母親は許せないのであります。
マインドコントロールされて??…言い訳にしか聞こえません。
同情もありません。
ワカラナイ世界の話だけれど…彼は今仲間に恵まれて感謝を口にしていました。
どうぞ身の内の神様!!努力した分、辛抱した分が、彼の身になり、実になり
これから彼の中で愛ある神様で居続けてくださいますようお願いします。
実はおばさんも…父親から死ぬ前にもらった手紙を何通かいまだに持ってます。
こんな手紙と思っていても…父親として、父親らしい言葉が書いてある唯一の
物であるんですね(T_T)。
捨てられません。(^_^;) 親子…やっぱりおばさんがこの世に生まれたのは
この父親がいたから…そして可愛い娘と孫を授かったのもおばさんが生まれたらこそ…。
縁と言うもの…絆と言うもの…すべては生まれて生きているからこそ感じることが
出来るんですね。
彼にとってもあの両親は、父親、母親であることには変わりがないんですね(_ _。)
彼には普通に生きていってほしい。静かに生きていってほしい。
明るい所は苦手と言ってましたが、どうぞお陽さまのエネルギーをこれからは
いっぱい浴びて…過去を引きづることなく自分は自分と信じて生きてほしいです。
でも…しつこいけど…おばさんはあの母親はどうしても許せない…。
関わってほしくない。 そっと彼の幸せを祈るのが彼女のできる母親としての
務めだと芯から思うんですが…。
とてもじゃないけどおばさんは裁判員にはなれないです。
感情が入ってしまいますんで(・_・;)。