塀の上にちょこんと座り…女王様は寒い北風が吹く中…ニャ~と
おばさんに挨拶をしてはくれましたが… その後はズ~ッと一点を見つめ
なんだかちょっと寂しそうに見えました。
大丈夫かな? ちょっと心配になったおばさんでした。
法務局に行く途中に古い看板のある時計屋さん?らしき店がありました。
店を通り越そうとしたときに目に入ったガラスの古いショーウインドー
ウウ、ウ~ン?ネコのぬいぐるみ?ヒヤ~ッ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ今どきネコの
剥製??恐る恐る(°д°;)近づいて見てみたら…なんと生きてる
ネコちゃんが顎を少しあげ、ガラスにピタッと顔をくっつけて
そりゃもう気持ちよさそうに微動だもせずス~ス~とお昼寝中でありました。
お陽さまって…人も動物も幸せにしてくれるんですね~。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
ちなみに我が家には2匹のネコちゃんがおりました。
今は天国に住んで おります。
下の写真のネコちゃんは、名前は小野ジュリ。
18年一緒に住んでいましたがやんちゃな ネコで
何度も家出をくりかえし、いつもおばさんと闘っておりました。
おっさんの事が大好きで玄関のカギがガチャと聞こえると一直線に
玄関に走り…お迎えをしておりました。
おばさんはこのおっさんとジュリの関係がキモイ!と
いつも思うほど…ベタベタ関係でした。
おばさんには普段は見向きもせず…エサをもらう時のみ
ニャ~ッと付きまとって離れないようなネコちゃんでした。
ジュリの舎弟にもう1匹…おばさんが拾ってきたネコちゃんがおりました。
カラスが鳴いてるような産毛の子猫ちゃんが…うちの車の下で
鳴いておりましたので…ちょっとだけ仏心を持ったばっかりに
とうとう飼うハメとなってしまったネコちゃんです。
名前は小野ヤマト。
13年一緒に暮らしましたが、絶対人の前に現れないネコちゃんで
知人は何回も家に来ていますが、ヤマトをまともに見たことが
ないと言っておりました。
とにかくお客さんが来ると…夕方から夜中お客さんが帰るまで
どんな寒い日であってもベランダの室外機の下に入り込んで
出てこないヤマトでした。
しかしながら…このヤマトもおっさんだけは大好きなようで…
おっさんの膝の上では、おばさんを警戒しながら、
時々上目遣いでこちらをチラチラ見ながらも、膝の上で抱かれて
寝ておりました。
きっとおっさんはネコが大好きなマタタビの匂いがするんだろうと
今でも思っています。
兄貴分の後を追うようにジュリが天国に行った翌年にヤマトも
天国に行きました。
おっさんは黒い野良猫を見ると…今でもヤマトがいっぱいおった~と…
又野良猫ネコチャンを家族にしたいらしいのですが…
おばさんはジュリとヤマトを 仕事に追われて、
あまりかまってやれなかったし…
今もまだ時間にゆとりもないし、自分達の歳を考えても
家族にするのは無理ですね。
爪切り、シャンプー、トイレ掃除、エサやり…
結局おばさんの作業になるし…おっさんはネコの好きなフェロモンを
出してるだけで…かわいい~かわいい~は許せないし。(=`(∞)´=)
確かに年寄り二人の生活は会話もなく…動物でもいれば…と
思わないでもないけれど…これ以上無責任にエサだけやって
ペットを飼うのは辞めようと思います。
冬…おっさんと2匹の猫がコタツに入って仲良く寝ていた
光景は今でも浮かんでくると、思わず笑顔になりますな~( ´艸`)
でも…ちょっとホロリ(T_T)…。