今日社会保険事務所に手続きに行きました。
TELにて持って行くものをたずね…その書類等を準備して
持って言ったにも関わらず…あれとこれとと、追加の書類が
必要な事を言われました。
エッ??…復唱して聞いたはずなのに、そんなこと言われなかったよ!!と
少々ムカムカ(`×´)。
再度足を運ぶ事となりました。
帰り道…心の中でブツブツ文句を言いながら駅の方に
向かっていましたら…先の方から盲導犬を連れた女性が
歩いてきました。
盲導犬は静かに女性に寄り添うように…そしてその女性の歩幅に
合わせて歩いています。
すれ違う時その盲導犬は、おばさんの視線にも何も反応することなく
まっすぐと前を向き女性をエスコートして通り過ぎました。
おばさんは気になって、振り返ってみたら、盲導犬の
尻尾は下を向いてやさしく歩いています。
もう少ししたら信号…旧10号線のその道路は2車線ですが
大型のトラックも走るし、結構車の量も多いところです。
気になってしまい…立ち止まってずっと見てしまいました。
青だ!! ゆっくりと盲導犬は足を1歩出し、歩き始め
無事横断歩道を渡りました。
と思ったら…空き地の段差に立ちどまってしまいました。
大丈夫だろか?遠くから心配になりましたが…さすが!(=⌒▽⌒=)
ちゃんとその段差を女性に知らせるようなしぐさをして
きっと方向も違ったのか、Uターンする形で、道路沿いを
歩いて行き、おばさんの視野から消えて行きました。
なんか…胸が熱くなりました。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:凄いな盲導犬って…
信頼関係ができないとあんな風に寄り添って歩く事なんか
できないだろうな~と感動しました。
そんな場面に遭遇し…動物はあんなに人の役に
立ってるのに自分は…なんて考えていましたら
家に帰ってつけたTVがNHKのプロフェッショナルという番組で
介助犬を育てる女性の姿がありました。
身体の不自由な方の手となり足となっている介助犬の姿に
又、感動したけれど…調教し、介助犬に育てて行く彼女たちの
プロフェッショナルな姿にもこれまた大きく感動…
只の犬好きだけでは出来る仕事ではない!(・_・;)
彼女の言葉で…介助犬は自分でなりたくてなったわけではなく
自分達人間が決めて介助犬になっているんです…と言うのがありました。
なんか…深かったな~あの言葉。
心に来ました!!
人の言葉って…結構おばさんの場合、自分の人生と
重ねる事が多くあります。
介助犬と同じく…自分で選択したわけではない仕事ではあったけれど
結果…人に喜んでもらったり、役に立つことがあれば
幸せです。*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
介助犬みたいにあんな立派な人間ではなく半端もんの
おばさんですが…だからこそ頑張ってこれたのかも
知れません。( ´艸`)
お利口さんな犬だと言う認識でしか見ていなかったんですが…
介助犬になるためには…介助犬に育てるには…
犬も調教する人も…人波の努力では考えられない苦難があり
いろんな意味で…愛がないと達成できない仕事では
ないかな~と改めて思いました。
彼女が言ってました。 犬と目線があっている間は
ずっと犬を褒め続けてやってください。
good good
good
ウ~ン…おばさんは涙が出て来ました。
おばさんもズ~ッと褒めてくれる人がほしかった~。
ウソでも褒めてもらうと嬉しかったし…励みになるんです。
自信過剰はよくないけど…ほどほどの自信は人間を
成長させてくれますし…絶対必要と思います。
自分はダメな人間だ~だけでは進歩がないですもんね。
褒めてもらう事で隠れた力と言うもんが表に出て
いい結果となる事はたくさんありますからね。( ̄▽+ ̄*)
ありがとう!!こんな人たちが、こんな犬たちがいてくれて
嬉しいです。
訓練された盲導犬も介助犬はおとなしそうに見えますが
彼等は…愛をもって訓練され、愛をもって仕事をして
いつかは障害をもってる方の家族になるんですね。
いつかその仕事を終えたら…野原をいっぱい駆け巡らせて
あげたいな~と…思いました。
盲導犬、介助犬も育てるのには…時間、費用、労力、愛が
あんなにかかってるとは思いもよりませんでした。
もっともっとおばさんは知るべき事がありそうです。
知ったらきっと…嘆いたり、落ち込んだりする事は
少なくなり…もっと人としての愛とはどんなもんなんかが
わかり、幸せな残りの人生を過ごせそうな気がします。
世の中には…表にでなくても、素晴らしいプロたちは
たくさんいる事もしり、応援しかできないけど
頑張った分、形ができあがって来る楽しみを楽しんでほしいと
改めて思いました。