お義母さんが入院して半月以上たちました。



途中転院があり、今は近くの病院に入っています。



仕事の合間に顔を出せるんで助かります。



お義母さんが一人でがんばってくれてたおかげでおばさんもおっさんも



仕事ができてきたワケですが…お義母さんに対して感謝の気持ちが



生まれてくるまでには長い年月がかかったと言うのが真実です。



人生はみんないろいろあるとは思いますが…



おばさんは…お義母さんとの間に壁を作っておりました。



というか…嫁としては0点だったと思います。



どんな経緯があったとしても…0点だったのは間違いありません。



時間と言うのはありがたいもんで、この歳になってですが



やっと…その壁をけ破ることができたと思います。



そうは思っても…なかなか何もできませんが、おばさんも自分が逝くまえに



お義母さんに対して鬼嫁の存在でなくなったこと…



感謝の気持ちが生まれて来た事を幸せに思います。



遅いかも知れない…いいえ…遅くはないとおばさんは思います。



老老介護と言うと…今の世の中暗いニュースが多いですが



おばさん夫婦も無理せず、病院のスタッフの方達の力を借りて



仕事をしながら…やれる事をやって行きます。



それにしても…看護師さん、介護士さんには頭が下がります。



お義母さんの身体ひとつ動かすにもおっさんと二人がかりでも



ビクともしません。



トイレもすぐそばに置いてあるんで手をひいて立ちあがらせて…と



思ったけれど到底無理でありました。



忙しく動いてる看護師さん達に声をかけるのは申し訳ないなと



思ってもどうしようもないんでお願いしたら、ハ~イと笑顔で



来てもらい対応してもらいました。



かかえ方の要領があるとは思いますが、ハッ~と感心するばかり。



病院は寝たきりの人でいっぱい!



私たちは彼女たちの存在がなければ…お義母さんの面倒など



到底見れないと言う事を痛感いたしました。




老老介護を自宅でされている方…やっぱり大変を通り越して




地獄と思われる方もいらっしゃると聞きますが…それは本当だと思います。




多分時間が止まり…疲れ果て…先の見えない不安にかられ




きっと絶望的になってしまうのはあたりまえだと思います。




おばさんたちはホントに恵まれた環境。




おばさんの老老介護は、病院という場所で…そこのスタッフの方達が




全部面倒見てくれてるわけで…ホントは…介護は全然してません。




顔を見せたり、買い物したり、身体をもんであげたり…それくらいの




事しかしてないんですよね。




できる事を…なんてきれいごと入ってますが…結局は病院という




施設にて、全部お任せ状態! なんであります(・_・;)




でも…その恵まれた環境と携わってくれる方達がそろってないと





おばさん達夫婦も老老介護にて…仕事をするどころではないと





思うし…今はただ現在の状況に感謝の気持ちしかありません。





実際に老老介護で大変な思いをされてる方…その方達にも





そして生きてる人みんな、おばさんを含めて…笑顔で終われる人生が





あっていいはずだと思います。





介護と言う役割につぶされないで自分の人生を優先する事は





自分勝手ではなく、ある意味おばさんは当然と思うんですが…





そうできないのが介護なんでしょうね。





人の手を借りるという方法はたくさん活用して行った方が





よいとはつくづく今思っています。





感謝はもちろん忘れない人でありたいと思います。☆-( ^-゚)v