11月17日(金)のセットリスト&歌詞を先行公開します。

当日は、歌詞を読みながら聴いていただければ幸いです。

(*´∀`*)

 

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〈セットリスト〉

  1. 七夕祭り
  2. 僕等は往くだろう
  3. 朝焼けを待ってる

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1.鳥 

Words:J-LK Music:J-LK

 

彼方で揺れる逃げ水を どこまでも追いかけて
空へのびるまっすぐな道 アクセルは決して戻さない

むらさきの痩せた翼を 休めることも知らず
ほんとうの自由を探して あたたかな場所を求めて

切なさも苦しさも 大切だったひとの裏切りも
今はただ 羽ばたきつづけるチカラになる

脱ぎ捨てた過去(きのう)を ふり返る日もあるけど
立ち尽くしてる時間なんてない 未来(あす)に向かって

黒く深い闇も 吹き荒ぶ向かい風も
キミの翼に切り裂かれて 朝が訪れる

照りつける強い陽ざしに浮かぶ 儚いシルエット
きらめく波を見つめながら 眩しそうに微笑むキミ

喪うものの大きさと 求めることの激しさと
渦巻く気流に逆らって 高く もっと高く

諦めも悲しみも 心を乱す怒りも嘆きも
受け止めて キミは南の空へはばたく

星座もわからないほど 空いちめんの宝石
首が痛くなるまで見上げてた 風の強い夜

守るのも与えるのも きっとぼくしかできない
キミの背中の痩せた翼 見つめながら思った

できるかもしれない でも できないかもしれない
だけど羽ばたきは永遠じゃない 終わりの日がくる

むらさきの翼が 空の色に溶けるとき
未来(あす)はキミの手の中にあるから

きっと安らかに眠れるよ

凍えた指先に そっと ぼくの手のひら重ねて・・・

 

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2.嘘 

Words:J-LK Music:J-LK

 

──君が遠くへ行ってしまっても 
僕はここでずっと待ってるからね 
ゼッタイ嫌いになんてならないよ 
死ぬまで一緒にいたいよ── 

冷たく高い空に 耳をすましたけど 
何ひとつ もう 聞こえない 
僕だけがここにいる 

消え去ることなどないと 信じて過ごしてた 
シアワセな 時間だけを 
握りしめていよう 

違う道 歩きはじめて 
終わった恋を想っても 
君がくれた やさしささえ 
見失ってしまった 

──君が遠くへ行ってしまっても 
僕はここでずっと待ってるからね 
ゼッタイ嫌いになんてならないよ 
死ぬまで一緒にいたいよ── 

あのとき確かに伝えた言葉 
何もかも嘘になった 

あの日の記憶だって いつか消えてゆくね 
僕が君を 君が僕を 
求め続けてたこと 

遠くの 国道で 
聞こえるクラクションのように 
ミエナクテモ リアルナコト 
あると思ってたけど 

どれだけ君の名前を呼んでも 
声の限り 叫び続けても 
大切な時間は戻らない 
ひとり 立ちつくすだけ 

ふたりが重ねた嘘の数だけ 
痛みと傷が遺った 

あのとき確かに伝えた言葉 
何もかも嘘になった

 

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3.七夕祭り 

Words:J-LK Music:J-LK

 

「今度は長続きしそうなの」

君の声はいつもより うれしそうだね

「彼氏ができたら髪を切るよ」

言葉通り 髪は短くなった

 

はじめて出会ってから

一年が経つけれど

近づきすぎてしゃべりすぎて

大切なこと言えないまま

 

去年の夏の夜 湘南で

二人並んで撮った写真

僕は大切に飾ってるけど

君はまだ持ってるかな

 

きれいになっていく君を見ていると

何も変わらない僕が寂しくなる

「彼氏と仲良くやっているの?」

望まぬこと訊いて笑顔つくった

 

違うタイプのひとだけ

好きになろうとしている

何も言えない僕の弱さを

思い知るのは悲しすぎて

 

醒めた素振りだけが あか抜けていく

「それが大人だ」って言うけど

僕の心はまだ立ち止まってる

去年の七夕の夜から

 

はじめて出会ってから

一年が経つけれど

近づきすぎてしゃべりすぎて

大切なこと言えないまま

 

去年の夏の夜 湘南で

二人並んで撮った写真

僕は大切に飾ってるけど

君はまだ持ってるかな

 

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4.僕等は往くだろう 

Words:J-LK Music:J-LK

 

流れる時代(とき)に身を委ねながら
僕等はここへ辿り着いた
安らぎの夜は ただ長すぎて
いつしか道を見失った

暮れゆく街に ひとり立ちつくし
諦めかけた未来(あす)を想う
翼を捨てて歩きはじめても
表情(かお)を曇らせ振り返るだろう

遠く聞こえるあの日の声
きっと僕等を導いて
揺れる想いに答えを出すだろう
そして言うだろう「これでいいんだ」と

Stand the pain ! このまま往こう
明日は ここにはないから
Off the line ためらう心
目を閉じ ごまかしても
風吹く闇を往くだろう

見えない未来(あす)に心が揺らいで
僕等の愛は消えそうになる
あのとき君が躊躇ったように
切ない笑顔 浮かべるだろう

小さな夢につまづいても
ずっと僕等は空を見上げ
友と語った青春の日々に
訣別(わかれ)を告げて 朝は訪れる

Don't get away ! 果てない闇も
僕等のきずなを信じて
Days had gone あの日の君に
この手を差しのべよう
今なら きっとできるだろう

背を向け 過ぎゆく想い
確かな痛みを残して
季節を忘れた雪が 降り積む朝のように
静かに 時間(とき)を受け止める

Stand the pain ! このまま往こう
明日は ここにはないから
Off the line ためらう心
目を閉じ ごまかしても
風吹く闇を往くだろう

遠く色あせ 霞みゆく道に
あの日の君が見えるだろう
流れる時代に 身を委ねながら
僕等の道は きっと・・・

遥かな未来へ続くだろう

 

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5.朝焼けを待ってる 

Words:J-LK Music:J-LK

 

君が好きだった この場所で

君が好きだった 朝焼けを待ってる

ひとつひとつ消えていく星を あてもなく

ただ 数えながら・・・

 

いつでも 寂しさ 紛らすことだけに

夢中だったよ

すべてを 失くして 立ち尽くす明日を

見たくなかったから

 

小さな 君の嘘は

目を閉じて 忘れた

あの日の笑顔は きっと 少しも

嘘など 無かったはずだよね?

 

こんなこと続けたって

ダメなのは ちゃんと判ってた それでも

朝焼けは いつでも ふたりのすべてを

同じ色に染めてくれてた

 

シアワセの 向こうに いつでも少しだけ

曇り空が見えた

どれだけ コトバを カラダを 重ねたって

どこにも行けなくて

 

大切なことだけが

手のひらから 零れた

思い出なんて欲しくはないから

昨日は ふり向かないけど

 

色褪せた街の人波に

君の背中を見送った あのとき

伝わらない想いのすべてを どうして

捨ててしまったのだろう

 

冷たい風が吹き抜けてく

確かに君がいた場所

今はもう 僕ひとり

水平線と向き合うだけ

 

君が好きだった この場所で

君が好きだった 朝焼けを待ってる

ひとつひとつ消えていく星を あてもなく

ただ 数えながら・・・

 

オレンジ色のヒカリの粒が

果てしない闇に 溶け出してゆくように

抱きしめ合うことが できてたら きっと・・・

 

こんなこと続けたって

ダメなのは ちゃんと判ってた それでも

朝焼けは いつでも ふたりのすべてを

同じ色に染めてくれてた