10月20日(金)のセットリスト&歌詞を先行公開します。

歌詞を読みながら聴いていただければ幸いです。

(*´∀`*)

 

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〈セットリスト〉

  1. testament
  2. 彼女の自転車
  3. 君がほんとうに好きな空の色を僕は知らない
  4. sakura saku
  5. あのとき僕は君のことを強く抱きしめればよかった

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1.testament 
Words:J-LK Music:J-LK

 

もうすぐ帰れるね

広い大地 高い空

愛に傷ついた心

安らかに眠れ

いろんな哀しみ 憎しみ

君をつらくさせた日々

息苦しい世界

いま すべてが終わる

 

もうすぐ帰れるね

広い大地 高い空

僕を探さないで!

ふり返らないで

誰かが苦しみ乗り越え

君を倖せにするよ

きっと・・・

いま すべてが終わる



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2.彼女の自転車 
Words:J-LK Music:J-LK

 

去年のポロシャツはもう

右の衿が立たない

海の色してたはずなのに

知らぬ間に空の色

 

めったに合わない休日

大切に ふたりで歩いた

左手に今も残ってる

彼女の右手のぬくもり

 

二年暮らしたあの部屋は

ここより海辺(はま)に近かった

僕と一緒に転んだバイクも

知らない誰かと波を見てるかも

 

二十歳を過ぎてもまるで子どもの

この僕もこの頃は落ち着いてきたよ

彼女は彼と暮らしはじめて

毎朝 自転車で会社に行く

 

グラスの氷が水になる頃

重い頭を振りながら起き出す

ひとりの淋しさも

ふたりの苦しみも

過ぎていく時間にはかなわない

 

雨上がりのアスファルトの

においが好きだった

ずぶぬれの彼女と僕は

魚のように抱き合っていた

 

二十歳を過ぎてもまるで子どもの

この僕もこの頃は落ち着いてきたよ

彼女は彼と暮らしはじめて

毎朝 自転車で会社に行く

 

いつでも見守ってくれてた彼女が

いなくても 僕はちゃんと歩いてる

ペダルを踏みしめる青いスニーカー

目で追って 涙あふれたりしない

 

少しカゴがつぶれた黄色い自転車

ガードレールに鎖でつないで

10分遅れで階段を走る 揺れる髪

細い肩 もう忘れよう



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3.君がほんとうに好きな空の色を僕は知らない 
Words:J-LK Music:J-LK

 

いつか君は僕の記憶から

そっと ずっと 遠ざかり

空へとけていってしまうのかな

イヤだな そんなのはイヤだな・・・

 

助手席で眠る君の顔を

ちらちらと横目で見ながら

エンジンの音に紛れ込ませて

好きだよとこっそりつぶやく

 

あと何回こんなことができるのかな

春なんか来なければいいのに

増えていく溜息をごまかすように

窓を少し開けた

 

恋人の愚痴や遊び相手の男が

どんなヤツだとかいう話を

聞きたくないけどいい人を演じて

僕はアイマイに微笑む

 

こんなやりとりが正しいとは言えないけど

なんでだろう全て受け容れたくなるんだ

自由でまっすぐで強い君の笑顔を

曇らせたくないから

 

いつか僕は君に伝えたい

もっと ずっと そばにいて

流れていく白い雲のスピードに

負けないように 逃げないように

 

空っぽの言葉を並べるより

きっと ずっと 大切な

君と同じように「感じる」こと

いつか僕にも できるだろうか…

 

あの日雪の上で一緒に空を見上げて

きれいだねとか話したけど

君がほんとうに大好きな空の色は

たぶんこれじゃないよね

 

もっともっと高い場所でしか見られない

凍てついた白とダークブルーの世界で

君の目にどんな景色が映ってるのか

僕は まだ 知らない

 

たくさんの言葉を重ねて投げつけて

やっと 今ごろ気づいたよ

怖くても戸惑っても逃げないで

向き合わなくちゃ いけなかったね

 

ひとりの部屋に戻り ドアを開けると

ふっと 君の匂いがした

少しずつ薄れて消えてしまうね

君は確かに ここにいたのに…

 

いつか君は僕の記憶から

そっと ずっと 遠ざかり

空へとけていってしまうのかな

イヤだな そんなのはイヤだな・・・

 

冬が終わって 君がいなくなって

・・・辛くても 前を向かなきゃ

君がほんとうに好きな空の色

いつか僕にも 見られるだろうか・・・




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4.sakura saku 
Words:Kazuhisa Ishida(suppl.:J-LK) Music:J-LK

 

君とふたり自転車を押しながら

遥か遥か遠い未来(あす)を語り歩いた

細い肩に舞い落ちた花びらは

君と僕の時間(とき)が止まるのを見ていた

 

傷つけ合っても 間違えても

道は続いていく

前に進もう 地図じゃなくて

コンパスを持とう

もう二度と迷わないように

 

あの日 僕らが見た

咲き誇る桜の並木は

次の春にはもう跡形もなく・・・

だけど そう僕らの

心の中にはこれからも

春が来ればきっと桜は咲くよ

 

出会い 別れ それでも歩いていく

涙あふれる日も夢を失った日も

今日も明日もありふれた日常で

見守る桜はもう咲くことはないけど

 

卒業だとか旅立ちとか

特別な日じゃなくても

そこにあった

当たり前の景色の中で

過ごした日々を忘れはしない

 

少し前を歩く

君は振り向いて僕を見た

まっすぐな笑顔を照らす木洩れ陽

いつも春になると

思い出す「サヨナラ」の言葉

僕らはそれぞれの道を歩くよ

 

それでも これからも

歩むべき道は分かってる

景色が変わっても 変わらないこと・・・

 

あの日 僕らが見た

咲き誇る桜の並木は

次の春にはもう跡形もなく・・・

だけど そう僕らの

心の中にはこれからも

春が来ればきっと桜は咲くよ




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5.あのとき僕は君のことを強く抱きしめればよかった 
Words:J-LK Music:J-LK

 

傘もささず君は

僕の目を見つめてた

あったかいのか冷たいのか

頬を伝う雫は・・・?

 

昨日までの僕と

明日からの君とは

環状線がすれ違うように

知らない道を行くだけ

 

ありきたりの言い訳を

並べるヒマがあったら

あのとき僕は君のことを

強く抱きしめればよかった

 

もう戻りたいわけじゃない

苦しいだけの日々に

サヨナラは言いたかったんだ

前を向けるように

 

君がいなくなった

環状線のホームと

寂れた町の雨の匂い

抜け出せないまぼろし

 

悪い予感だけが

当たるのは偶然で

君と僕が壊れたことは

別に必然じゃない

 

土砂降りのアスファルトに

思い出を叩きつけて

あのとき君は僕のことを

全部投げ出そうとしたよね

 

そう分かってたことなんだ

悲しいだけの日々も

失ったら辛いもんだね

どうしようもないけど

 

不意に止まった時間も

悟ったような沈黙も

リアルタイムの傷の痛みを

ひとつも癒やしてはくれない

 

「ねえ君のことが好きだよ」

「あなたのことが好きよ」

雨音にかき消されて

たぶん届かなかった

 

もう戻りたいわけじゃない

苦しいだけの日々に

サヨナラは言いたかったんだ

前を向けるように