12月28日(水)白楽Napさんでのブッキングライブに出演する「FromL」の、当日のセットリスト&歌詞です。是非、歌詞をご覧いただきながら演奏をお楽しみください。
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ライブの詳細はこちら。
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〈セットリスト〉
- SWEET MEMORIES 〜甘い記憶〜(cover)
- 追慕
- 声をきかせて
- 愛が終わっても
- 満ち欠け
- 打上花火(cover)
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1.SWEET MEMORIES ~甘い記憶~
Words:松本隆 Music:大村雅朗
(松田聖子 cover)
なつかしい痛みだわ
ずっと前に忘れていた
でもあなたを見たとき
時間だけ後戻りしたの
「幸福(しあわせ)?」と聞かないで
嘘つくのは上手じゃない
友だちならいるけど
あんなには燃えあがれなくて
失った夢だけが
美しく見えるのは何故かしら
過ぎ去った優しさも今は
甘い記憶 Sweet Memories
キスしたらいけないわ
傷をひとつ増やすだけよ
長い間あなたに
逢いたくて泣いていたくせに
あの頃は若過ぎて
悪戯(いたずら)に傷つけあった二人
色褪せた哀しみも今は
遠い記憶 Sweet Memories
失った夢だけが
美しく見えるのは何故かしら
過ぎ去った優しさも今は
甘い記憶 Sweet Memories
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2.追慕
Words:J-LK Music:J-LK
遠い街の灯り
吐息で曇ったガラスに滲む
明日さえも見失って
あなたの面影を追うこともできず
むらさきの空が凍り
夜の帳が下りたら
彷徨って行き場もない
心は闇に溶けてゆく・・・
もう二度と会うことはないと
わかっていても会いたくて
アイシテル 届かない言葉
ひとりで 呟く──
触れた指先には
私の知らない孤独が宿る
物憂げなその瞳が
虚しく映し出す色のない世界・・・
雲間から淡く光る
微かな星の瞬き
永遠の誓いさえも
過ぎゆく時に抗えず
すべてを手放してしまった
あの日を悔やんだりしない
ダイジョウブ 強がりな言葉
心で 呟く──
思い出を振り払って
新しい朝を迎え
目を覚まし窓を開けて
未来がそこにあったなら・・・
それはきっと幸せじゃない
あなたを忘れたくはない
アイシテル 今さらの言葉
やっぱり 呟く──
もう二度と会うことはないと
わかっていても会いたくて
アイシテル 届かない言葉
ひとりで 呟く──
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3.声をきかせて
Words:Kaori Music:Kaori
背中からあなたに包まれて
二人であおぐ夜空の星
少し寒い車の中
あなたの声だけが耳に熱い
限りある時間は いつも早足ね
声をきかせて もっと強く近く
あなたの世界に包まれていたいの
あなたのこと考えるほど
胸が苦しいから深呼吸
私の中 刻むオルゴールは
今にも止まりそう 心細く
重ねるキスだけが 信じられるモノ
私に触れて もっと強く深く
あなたのすべてを感じていたいの
声をきかせて もっと強く近く
あなたの世界に包まれていたいの
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4.愛が終わっても
Words:J-LK Music:J-LK
今はどこにいるの? 無事でいますか?
あれから私はひとり
さよならも言わずに去ったあなたが
胸に宿り続けて ああ
思い出になっても心の奥で
あなたの声が聞こえる
──愛してる このまま抱いていたいよ
死ぬまで離さない──
流れゆく季節に押されるように
あなたの記憶が霞む
それなら何もかも壊れたらいい
私の存在さえも ああ
きっと もう二度とは帰らない日々
わかっていても 愛しい
夢ならば 今すぐ覚めてほしいと
夜空に祈るだけ
ふたりで過ごした目映い時間が
孤独の痛みを大きくするのね
悲しくて 辛くて 動けないなら
そうね 覚悟を決めるわ
失ったすべてを胸にしまって
このまま ひとりきり ねえ
思い出になっても心の奥で
あなたの声が聞こえる
──愛してる このまま抱いていたいよ
死ぬまで離さない──
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5.満ち欠け
Words:J-LK Music:J-LK
空たかく孤独に眠る緋い月が
永遠の倖せなんて無いと教えてくれた
もう少しだけ素直になれたら良かったけれど
疵の痛みも渇いた嘘も きっと日常になる
淋しさをこらえられずに僕のほうから告げた
「サヨナラ」の言葉は今も後悔していないよ
とめどなく落ちる涙も悪い夢も
目を閉じて耳を塞げば全て消えてしまうから
もう君のカタチをした空白を埋めなくていい
安らぎに似た悲しみさえも 僕を守ってくれる
手をつなぐふたりの影は幻じゃないけど
歩むべき道 緋い月が照らすのは僕だけ
いまなら少し解る 君の苦しみも辛さも
だけど時間はただ過ぎていく 何もかもを受け容れて
吹き抜ける青い風のあたたかな優しさが
君と僕を包み込んで「過去」と名前をつける
淋しさをこらえられずに僕のほうから告げた
「サヨナラ」の言葉は今も後悔していないよ
あの頃も今も未来も満ち欠けをくり返す
ほんとうはいつだって変わらない緋い月
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6.打上花火
Words:米津玄師 Music:米津玄師
(DAOKO×米津玄師 cover)
あの日見渡した渚を 今も思い出すんだ
砂の上に刻んだ言葉 君の後ろ姿
寄り返す波が 足元をよぎり何かを攫う
夕凪の中 日暮れだけが通り過ぎて行く
パッと光って咲いた 花火を見ていた
きっとまだ 終わらない夏が
曖昧な心を 解かして繋いだ
この夜が 続いて欲しかった
「あと何度君と同じ花火を見られるかな」って
笑う顔に何ができるだろうか
傷つくこと 喜ぶこと 繰り返す波と情動
焦燥 最終列車の音
何度でも 言葉にして君を呼ぶよ
波間を選び もう一度
もう二度と悲しまずに済むように
はっと息を飲めば 消えちゃいそうな光が
きっとまだ 胸に住んでいた
手を伸ばせば触れた あったかい未来は
ひそかに二人を見ていた
パッと花火が
夜に咲いた
夜に咲いて
静かに消えた
離さないで
もう少しだけ
もう少しだけ
このままで
あの日見渡した渚を 今も思い出すんだ
砂の上に刻んだ言葉 君の後ろ姿
パッと光って咲いた 花火を見ていた
きっとまだ 終わらない夏が
曖昧な心を 解かして繋いだ
この夜が 続いて欲しかった