J-LKの楽曲は「歌詞」がキモです♪

歌詞を読みながら聴いていただければ幸いです。

(*´∀`*)

 

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①満ち欠け

②彼女の自転車

③鳥

④あのとき僕は君のことを強く抱きしめればよかった

⑤sakura saku

 

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①満ち欠け

Words:J-LK Music:J-LK

 

空たかく孤独に眠る緋い月が 
永遠の倖せなんて無いと教えてくれた 

もう少しだけ素直になれたら良かったけれど 
疵の痛みも渇いた嘘も きっと日常になる 

淋しさをこらえられずに僕のほうから告げた 
「サヨナラ」の言葉は今も後悔していないよ 

とめどなく落ちる涙も悪い夢も 
目を閉じて耳を塞げば全て消えてしまうから 

もう君のカタチをした空白を埋めなくていい 
安らぎに似た悲しみさえも 僕を守ってくれる 

手をつなぐふたりの影は幻じゃないけど 
歩むべき道 緋い月が照らすのは僕だけ 

いまなら少し解る 君の苦しみも辛さも 
だけど時間はただ過ぎていく 何もかもを受け容れて 

吹き抜ける青い風のあたたかな優しさが 
君と僕を包み込んで「過去」と名前をつける 

淋しさをこらえられずに僕のほうから告げた 
「サヨナラ」の言葉は今も後悔していないよ 

あの頃も今も未来も満ち欠けをくり返す 
ほんとうはいつだって変わらない緋い月

 

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②彼女の自転車

Words:J-LK Music:J-LK


去年のポロシャツはもう
右の衿が立たない
海の色してたはずなのに
知らぬ間に空の色

めったに合わない休日
大切に ふたりで歩いた
左手に今も残ってる
彼女の右手のぬくもり

二年暮らしたあの部屋は
ここより海辺(はま)に近かった
僕と一緒に転んだバイクも
知らない誰かと波を見てるかも

二十歳を過ぎてもまるで子どもの
この僕もこの頃は落ち着いてきたよ
彼女は彼と暮らしはじめて
毎朝 自転車で会社に行く

グラスの氷が水になる頃
重い頭を振りながら起き出す
ひとりの淋しさも
ふたりの苦しみも
過ぎていく時間にはかなわない

雨上がりのアスファルトの
においが好きだった
ずぶぬれの彼女と僕は
魚のように抱き合っていた

二十歳を過ぎてもまるで子どもの
この僕もこの頃は落ち着いてきたよ
彼女は彼と暮らしはじめて
毎朝 自転車で会社に行く

いつでも見守ってくれてた彼女が
いなくても 僕はちゃんと歩いてる
ペダルを踏みしめる青いスニーカー
目で追って 涙あふれたりしない

少しカゴがつぶれた黄色い自転車
ガードレールに鎖でつないで
10分遅れで階段を走る 揺れる髪
細い肩 もう忘れよう

 

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③鳥

Words:J-LK Music:J-LK

 

彼方で揺れる逃げ水を どこまでも追いかけて
空へのびるまっすぐな道 アクセルは決して戻さない

むらさきの痩せた翼を 休めることも知らず
ほんとうの自由を探して あたたかな場所を求めて

切なさも苦しさも 大切だったひとの裏切りも
今はただ 羽ばたきつづけるチカラになる

脱ぎ捨てた過去(きのう)を ふり返る日もあるけど
立ち尽くしてる時間なんてない 未来(あす)に向かって

黒く深い闇も 吹き荒ぶ向かい風も
キミの翼に切り裂かれて 朝が訪れる

照りつける強い陽ざしに浮かぶ 儚いシルエット
きらめく波を見つめながら 眩しそうに微笑むキミ

喪うものの大きさと 求めることの激しさと
渦巻く気流に逆らって 高く もっと高く

諦めも悲しみも 心を乱す怒りも嘆きも
受け止めて キミは南の空へはばたく

星座もわからないほど 空いちめんの宝石
首が痛くなるまで見上げてた 風の強い夜

守るのも与えるのも きっとぼくしかできない
キミの背中の痩せた翼 見つめながら思った

できるかもしれない でも できないかもしれない
だけど羽ばたきは永遠じゃない 終わりの日がくる

むらさきの翼が 空の色に溶けるとき
未来(あす)はキミの手の中にあるから

きっと安らかに眠れるよ

凍えた指先に そっと ぼくの手のひら重ねて・・・

 

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④あのとき僕は君のことを強く抱きしめればよかった

Words:J-LK Music:J-LK

傘もささず君は
僕の目を見つめてた
あったかいのか冷たいのか
頬を伝う雫は…?

昨日までの僕と
明日からの君とは
環状線がすれ違うように
知らない道を行くだけ

ありきたりの言い訳を
並べるヒマがあったら
あのとき僕は君のことを
強く抱きしめればよかった

もう戻りたいわけじゃない
苦しいだけの日々に
サヨナラは言いたかったんだ
前を向けるように

君がいなくなった
環状線のホームと
寂れた町の雨の匂い
抜け出せないまぼろし

悪い予感だけが
当たるのは偶然で
君と僕が壊れたことは
別に必然じゃない

土砂降りのアスファルトに
思い出を叩きつけて
あのとき君は僕のことを
全部投げ出そうとしたよね

そう分かってたことなんだ
悲しいだけの日々も
失ったら辛いもんだね
どうしようもないけど

不意に止まった時間も
悟ったような沈黙も
リアルタイムの傷の痛みを
ひとつも癒やしてはくれない

「ねえ君のことが好きだよ」
「あなたのことが好きよ」
雨音にかき消されて
たぶん届かなかった

もう戻りたいわけじゃない
苦しいだけの日々に
サヨナラは言いたかったんだ
前を向けるように

 

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⑤sakura saku

Words:J-LK Music:J-LK

 

君とふたり自転車を押しながら
遥か遥か遠い未来(あす)を語り歩いた
細い肩に舞い落ちた花びらは
君と僕の時間(とき)が止まるのを見ていた

傷つけ合っても 間違えても
道は続いていく
前に進もう 地図じゃなくて
コンパスを持とう
もう二度と迷わないように

あの日 僕らが見た
咲き誇る桜の並木は
次の春にはもう跡形もなく…
だけど そう僕らの
心の中にはこれからも
春が来ればきっと桜は咲くよ
 

出会い 別れ それでも歩いていく
涙あふれる日も夢を失った日も
今日も明日(あした)もありふれた日常で
見守る桜はもう咲くことはないけど

卒業だとか旅立ちとか
特別な日じゃなくても
そこにあった
当たり前の景色の中で
過ごした日々を忘れはしない

少し前を歩く
君は振り向いて僕を見た
まっすぐな笑顔を照らす木洩れ陽
いつも春になると
思い出す「サヨナラ」の言葉
僕らはそれぞれの道を歩くよ

それでも これからも
歩むべき道は分かってる
景色が変わっても 変わらないこと…

あの日 僕らが見た
咲き誇る桜の並木は
次の春にはもう跡形もなく…
だけど そう僕らの
心の中にはこれからも
春が来ればきっと桜は咲くよ