当園では昨年から毎年ローゼルを3種類育てています。

 

ローゼルは早く実(ガクですが)が付くものは、利用部分が少なく、実が大きくなるものは花が咲くのが遅いため寒さに会い収穫できないリスクがあります。

 

そこで、熊本でも安全に収穫でき、実が大きくなるギリギリのものを探すためいろんな種類のものを育てています。

 

下の写真は熊本で通常栽培されている種類で、もう実ができ収穫できますが、実が丸く中の種が大部分でガク部分はそれほど大きくありません。(収穫量が少ないです)

 

下の写真の種類は花が満開です。10月末には収穫ができると思います。

初めて栽培する種類ですが蕾の先が尖っていますので在来種より収穫部分は多いのではと期待しています。

 

下の写真の種類は久米島で栽培されている種類です。

昨年から栽培しています実が長くなり収穫量が多いのですが、今やっと花芽が出来たところで、寒さが来る前に収穫できるか心配です。(昨年は暖冬で収穫できました。)

 

昨年収穫時の実でご覧のとおりガクが長く伸びています。

ところで、ローゼルの花は食べられますよ。味はしないのですが粘りがありサクサクと食べられます。(午前中だけです。午後は萎んでしまいます。)

 

※昨年は石垣島の種類も栽培したのですが、収穫時期が遅く種が採れなかったので断念しました。

 

下の写真は、現在のレモングラスです。

今が伸び盛りでリース・しめ縄用やハーブティー用に毎日収穫しているのですが、レモングラスの伸びに追い付きません。

 

 

 

  熊本ハーブ園レモングラス 太田伸一でした。