当園では、県内のハーブ園等からの注文でハーブポット苗も作っていますがレモングラスはポット苗にはせず、原則として掘り上げてすぐの苗株でお渡しすることにしています。
理由は、レモングラスは茎が大きいためポットで育てようとすると1~2本しか育てられないからです。
それにポットは冬の寒さが直に伝わるため弱ってしまいます。
これでは定植後の分結も遅れ大株になるのに時間がかかってしまいます。
それより、直前まで畑に植えておき、掘り上げてすぐ2~3本に株分けしたほうが、苗が元気で本数も多いので大株になるのが早くなるからです。
今日は、500株の苗株を作りました。
下の写真が株分けした状態のレモングラスです。
1株ごとに植え付ける大きさに株分けしています。
赤玉土や腐葉土が入っていたビニール袋に25株づつ入れています。
お渡しするときにダンボール箱に入れてお渡しします。
今回の苗は、熊本県内のハーブ園で明日定植されます。
(お渡しするとき、定植後2週間は水切れしないようにしっかり水を与えてくださいとお願いしました。)
当園で育ったレモングラスが、いろんなところで育ちハーブとしてご利用いただくのはとても嬉しいことです。(子供を旅立たせる気持ちです。)
熊本ハーブ園レモングラス
太田でした。