こんにちは、熊本ハーブ園レモングラス 太田です。

今日はレモングラスの2つの種類についてお知らせします。


 レモングラスには世界中では数十種あると言われていますが、西インド種と東インド種が代表的なものです。

 日本では「レモングラス」という名前でハーブティーが販売されていますが、これは西インド種のレモングラスです。

 日本ではほとんどこの西インド種のレモングラスが利用されています。


 熊本ハーブ園レモングラスでも西インド種のレモングラスがほとんどですが、10株ほどは東インド種のレモングラスも栽培しています。


 香りは東インド種の方が強いのですが、シトラール(レモンの香り)よりゲラニオール(バラのような香り)が多く、少しきつい香りで、私も導入して暫くはハーブティーとして飲んでいましたが、いつの間にか、あっさりした西インド種のみになりました。


 でも東インド種の方が精油量は多いため、香水の原料として日本でも栽培されているようですので、秋になったら抽出してみようと思っています。

 また、東インド種の方が寒さに弱いため露地では熊本でもほとんど枯れてしまいます。


 
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上が西インド種、シトラールが多くレモンの香りがします。日本のハーブティーはこの西インド種です。

茎が白く葉が上に伸びています。



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 下が東インド種、茎が茶色で直近の葉が横に伸びています。
 ゲラニオールが多く精油量も多いため、香りが強いのですが、ハーブティーとしては不向きかと思います。 今日はレモングラスの種類について、お知らせしました。