あ~、だめぇ、イクッイッちゃうよ


アッアッアッンッアッアン


やばい、そろそろオレもイキそう


アン、だめ、もう少し





1人の男が絶頂を迎えようとしているのに、2人の女がさらなる快楽を要求する

車で2人を送って数時間後の光景。
オレは喜び・快楽を感じながらも、なぜこんなことになったんだろうと困惑と罪悪感を感じていた。



こと発端はよくある『ほんの出来心』だ。
それは数時間前にさかのぼる。





う~

子犬のように唸る初穂ちゃんを後部座席に寝かせて夜の道を走っていた。
相変わらず元気な明美ちゃん先輩は助手席で、鼻歌交じりで道案内をしてくれていた。


フンフンフン♪・・・
あ、そこそこ、そこを右~


え、え、え Σ(・ω・ノ)ノ!


明美ちゃん先輩の急なナビに従いハンドルをあわてて切る。
初穂ちゃんは後ろで酒と重量と戯れて、「う~」とさらに唸っていた。




∑( ̄皿 ̄;; ンガァーーー!!!
鼻歌なんぞ歌ってて、ギリギリになって「そこ右」とか言うんじゃねー。
オレの○○は右じゃなくて左曲がりだ~
それにしても女の子全般、ギリギリのナビが多いような気がするのはオレだけ?
さらに、


あっ、ここ、ここだよ。


またかよ。と思いつつ
初穂ちゃんに気を使って、最大限にゆっくりな急ブレーキ

車が止まった場所は初穂ちゃんと明美ちゃん先輩の住んでいるアパート。
この二人は同じアパートで部屋も隣同士らしい。




ほら、着いたよ。初穂
起きな


キビキビした言葉とは裏腹にポンポンとやさしく叩いて初穂ちゃんを起こす。
そんな明美ちゃん先輩に気づいたのか、ようやく初穂ちゃんは動き出した。のか?
じ~っと見つめて


うにゃ?
う~


ネコなんだか、イヌなんだが
ネヌ
でもかわいい(〃▽〃)


ちょっと、寝ぼけてないでいくよ。
ゆたか君手伝ってもらっていい?


さっきのイライラも忘れてニヤニヤとエロ顔で眺めていると、急に呼ばれて少しあわてながら、


あ、ああ。いいよ


と答えて、オレは車を降りて後部座席に回り、


お~い。大丈夫か~
そんなトコで寝てるとカゼひくぞ。



そんなトコで寝てるとオレに襲われるぞ。




完全に聞いてない(TT)
こうなったら、今この場でカーセックス開始!酒も入っていきり立っているJrをこの場で披露・・・さっきのことを思い出して


んじゃ、また抱きかかえて運ぶぞ
高いぞ!
怖いぞ!


・・・
んぎゃぁ!
起きる!


と、一瞬にして車からでて直立不動。


きゃははは


明美ちゃん先輩は大笑い。
つられて、当事者ながらオレも初穂ちゃんも笑ってしまった。
が、超酔っ払い初穂ちゃんはそんな『直立不動』は長く持たずに笑いながらその場に座り込んでしまった。


あーあー、初穂。大丈夫。


こうなれば仕方ない。
オレはは初穂ちゃんの右側にまわって


はい、つかまって。
明美ちゃん先輩はそっちを


初穂ちゃんを2人で支えながら階段を上り部屋を目指した。





301号室、部屋の前に立ち扉を開ける。
どうやらここは初穂ちゃんの部屋のようだった。

部屋の主を抱えながら部屋に入っていくと、女の子の香りがした。
なんだろうね、女の子の部屋のにおいってホントいいにおいだよね。

そんなことを考えていると


ゆたか君。

顔がエロくなってるよ


Σ(~∀~||;)

えっ、


なんて嘘だよ。
・・・でもあわてたでしょ。
まったく、これだから男って^^


笑いながらも痛いところを突いてきますね。明美ちゃん先輩。
そんな突っ込みにオレは



え、え、え、え、え、えっと
そ、そ、そ、そ、そ、そんなことないよ。



と少し大げさ気味に答えると、明美ちゃん先輩は笑ってくれた。


そんな少しの妄想とささいな会話をしながら初穂ちゃんをベットに寝かせる。
明美ちゃん先輩は初穂ちゃんにフトンをかぶせて寝かしつけていた。
なんか姉妹みたい。なんか和むなぁ。

そんな光景を見ながらオレは



じゃ、そろそろ行くよ。


運ぶもん運んだし、過度か期待をする前に退散しようとオレは帰ろうをした。


え、でもゆたか君も結構飲んでるよね。
危ないよ。少し休んでいきなよ。


なんと、明美ちゃん先輩が引きとめてくれた。
正直、このときはかなり飲んでいて本当に危なかったとおもう。
今思えば、ここまでたどり着けたこと自体も奇跡だったのかもしれない。
と思ったけど、


あ~でも、車止めっぱなしだし。


そっか。。。
でも、近くに駐車場があるよ。
そこにとめて戻ってくれば。


ん~じゃぁ、せっかくだしそうするよ
ありがとう。じゃ車止めてくるね。



引き止めてくれる明美ちゃん先輩に単純に感謝しながら車に向かった。
でも本当に、事故らなかった事自体奇跡的なことだったなぁと改めて考えて、ゾっとしたり。
明日の仕事のことを考えたりと少し冷静になりながら車を駐車場へ止めて部屋へ戻っていった。






戻ると、明美ちゃん先輩がオレンジジュースを用意しててくれて、それを飲んで一息つく。
初穂ちゃんは相変わらず、かわいらしい寝息をたてている。
明美ちゃん先輩はこの部屋にかなり入り浸っているらしく、お酒や布団まで持ち込んでいるとの事だった。


よ~し。一仕事したし、もう一度飲みなおそ~


という一言でオレと明美ちゃん先輩は焼酎のボトルを手にとった。


お~し!かんぱーい






きっとこれがトリガー。
これから起きる事態の引き金となるボトルを手に2人は楽しく飲んだ。
そして夜は更けていく。