『バリでの出来事』

韓国で平均視聴率32％、最高視聴率39.9％だった人気ドラマです。
“バリラバー”なる熱狂的ファンまで生まれたそうです。
キャストはハ・ジウォン、チョ・インソン、ソ・ジソプと人気スター勢揃い。

storyは“誰が誰に恋しているか”“愛か、執着か”ドロドロの心理戦。
御曹司ジェミン（チョ・インソン）の婚約者ヨンジュは
イヌク（ソ・ジソプ）のことを忘れられない。
バリ島を旅することになった3人は、
現地ガイドのスジョン（ハ・ジウォン）と出会い、
運命が大きく狂っていきます。



スジョンを見つめるジェミン



辛いことが続いても、前向きに生きようとするスジョン



上司と部下という関係ながらスジョンをめぐり対立するジェミンとイヌク



どうやって愛せばいいのか戸惑いつづけるジェミン



愛しているのに、伝えられず見守るイヌク



後半は涙のシーンが続きます。
スジョンも涙涙。



イヌクも涙涙。




次から次へと涙のシーンです。

が、私が一番こころ打たれた涙はジェミンの涙です。








韓国の金持ちのしきたりたるものはすごいんです。
それが故に、すべてを手にしているかのようにみえて、
本当は何も持っていない。
本当にほしいものを持っていないのです…。


彼らの欲望の正体が嫉妬なのか、執着なのか、
毎回ドキドキさせられっぱなしです。
複雑な人間関係は次第に泥沼化し、
最終回は想像もできないくらいショッキングな結末になっています。
見終わった後、しばらく放心状態になりました。
そして、2・3日は引きずりました。

最初は笑える要素もあります。
とにかく一度見て欲しい作品です。

ショッキングな結末は、韓国ドラマ・日本ドラマの中で
私のなかではダントツ1位です。
いま、ブログを書きながらまた思い出して、
ちょっと辛いです…。