dorothyについて、久々に | 映画とアメコミとアイドルをほどよく愛する人のブログ

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最近はsora tob sakanaと大阪★春夏秋冬がお気に入り。

今日、dorothylittlehappyの『STARTING OVER』というアルバムを久々に聴いた。約3年前、このブログを始めたとき、『ドロシーの「STARTING〜」を聴きながら〜』と書いたのを覚えている。あのときは、まさかこんな結末(まだ終わってはいないけれども…)になろうとは思ってもみなかった。


やや今さら感があるが、この間発表された、白戸佳奈の卒業&芸能界引退、そしてドロシーの現体制終了のニュース。『とうとう来てしまったか…』という気持ちと、どうしてもっと良い方向へ向かえなかったのだろうかという気持ちがある。



まだ5人だったころ、彼女たちの最高傑作だと言われた(個人的にもそう思う。『circle of the world』も好きだけど)『STARTING OVER』、このアルバムを聴きながら、色々な事を思い、考えたのだが、まず、アルバム自体について考察してみようと思う。


『STARTING OVER』は、カラー的にはひたすら『青』をイメージさせる曲で占められており、最初はとにかく明るく、希望に満ち溢れて、前へ前へと進むかのような曲が多いものの、後半の2曲でムードがガラッと変わり、シリアスで内省的になる。その2曲とは、ドロシーのプロデューサーでもある坂本サトル氏作詞・作曲の『言わなくて良かった』と表題曲『STARTING OVER』であるが、何故この様な並びになっているのだろうか。


以前、どこかのブログでも考察されていたと思うのだが、このアルバムを、統一された一つの"ストーリー"あるいはドラマや映画のような流れがある物として捉えた場合、普通に聴いていくと、希望に満ち溢れていた若い主人公が、大切な人との出会いを経て、恋をするも、悲恋に終わってしまい、悲しみと苦しみを吐露して、やがて「明日は晴れるさ!」と気持ちを新たにし(『STARTING OVER」を翻訳するとその様な意味となる)、また日常に戻っていくという筋立てになっているかの様に思える。

もちろん、その筋立てでも良いとは思うのだが、これは、『STARTING OVER』までの一連の曲は、主人公自身が、過去の思い出を回想し、楽しかった出来事や悲しかった出来事に浸りつつ、『STARTING〜』で一気に現在の素直な気持ちを噴出させ、そしてまた『明日は晴れるよ』に繋がっていると解釈した方が自然に思える…。歌詞に注目して欲しいが、一曲目から実はちょっと内省的だったりするしね。




そして、個人的に思ったのが、今、まさにドロシーの現状とメンバーの心情を語っている、そして今の彼女たちに必要なのがこのアルバムではないだろうかということである。ドロシーといえば、callmeの3人が突如揃って卒業を発表し、卒業ライブでは客の前で口論を行い、ケンカ別れに終わってしまうという悲しい事件があった。あの後から今までの白戸佳奈の気持ちがどうであったかを推し量ることは、容易にはできない…。しかし『恋は走り出した』辺りを聴くと、嗚呼、やはりドロシーは5人でなければならなかったんだなと思ってしまうし、『言わなくて良かった』なんて、まさに白戸の気持ちそのままではないかと邪推してしまう。



3人の卒業ライブのラストで歌った『未来へ』も良いけれど、かなでしと麻里ちゃんには、やはり『STARTING OVER』してほしいし、『明日は晴れるよ』と思っていてほしい。というか、現体制ラストライブで『明日は〜』歌ってくれないだろうか。もしそうしてくれたら大泣きする自信があります。どうかドロシーとcallmeのメンバーに、良き未来が訪れんことを…。