こんにちは。
今回は、
アガサ・クリスティの
「ミス・マープル」シリーズ
(ITV(BBC)/英国ドラマ ver.)
から3本をピックアップしたいと思います
今回のシリーズは、ジェラルディン・マクイーワン(S1〜S3)とジュリア・マッケンジー(S4〜S6)主演全23話のものです。
80年代のジョーン・ヒクソン版はまだ拝見していません
(でもヒクソン版は原作のマープル像に最も近いと評価され、現在も原作を愛するファンから熱い支持を受けているそう。エリザベス2世も彼女の演技のファンだったことから、大英帝国勲章を授与されたとか。めちゃくちゃすごい女優さん)
そしてアガサ・クリスティ作品といえば、
ケネス・ブラナー版のポワロシリーズ第三弾の情報が少しずつ解禁されていますね
英国ドラマ(デビッド・スーシェ主演)版にもあった『ハロウィーン・パーティー』が映画化され、これまでよりもポワロの人物像を深く掘り下げた作品となるとかめちゃ楽しみ!!
因みに現在wowowオンデマンドでは、(『ハロウィーン・パーティー』も含め)ポワロとマープルのドラマシリーズが配信されていますが、6月いっぱいで一旦(?)終了してしまうようなので、気になる方は是非この機会にチェックしてほしいです
wowow以外だと、2023年5月時点、ミスマープルはBS11毎週木曜18:00〜、ポワロはBSプレミアム水曜日21:00〜に放送されているようです
(※まわしものではございません。笑)
『予告殺人』(2005)
この英国ドラマ版シリーズに総じて言えることは、必ずしも原作を忠実に再現されている訳ではないということです。(特に古い物ほどそのような傾向にあるとかないとか。)
本作は日本でも映像化されてましたね。天海祐希さん主演ドラマが記憶に新しいかと思います。
この作品が特別大好きかと聞かれたら個人的にはそこまでなのですが、有名作で多くの人から愛されている作品の為ピックアップしました
『カリブ海の秘密』(2013)
本作は、カリブ海のリゾート地が物語の舞台。甥っ子レイモンドが手配したことから、その地を訪れたマープル。おしゃべりな少佐から、幾度となく殺人罪を逃れた人物の話を聞きますが、その翌日、自室から少佐の遺体が発見されます。
本作はイギリスから離れ、異国情緒がたっぷり感じられる作品です。その雰囲気が逆に新鮮で今回ピックアップしてみました。
『鏡は横にひび割れて』(2011)
大女優と映画監督の夫婦が、マープルの住むセント・メアリー・ミードのいわく付きの家に引っ越して来る。夫婦はパーティーを開きますが、その最中、女優の大ファンであった女性が死を遂げてしまいます。
こちらはマープルシリーズでも特に有名な作品ではないでしょうか。日本でも数年前にテレビ朝日にて沢村一樹さん主演でドラマ化していました。あと三谷幸喜さんが鎌倉殿のインタビューで、クリスティから影響を受けたと仰っていたようで、本作原作の事ではないかと巷で囁かれていましたね。
(三谷幸喜版のポワロ観たいなぁ)
…
今回は以上になります。
イギリスのドラマ・映画を鑑賞していると、「あ、この俳優さん違う作品で見たことある!」となる機会が多々ありますよね。ミスマープルシリーズも然りでした。演技派な方ほど、そのギャップが面白くてすごいなぁと思います
(ハリー・ポッターのマクゴナガル先生役のマギー・スミスさんは凄いですよね。昔からずーっと出続けている。)
それでは、素敵なGWをお過ごし下さい
最後まで読んで頂きありがとうございました!!