2019年5月にベル麻痺を発症しました。
一度治療を開始してしまったら他の病院では受け入れてもらえなくなることも知らずに、特に調べもせず病院を受診してしまいました。
その病院では顔面神経麻痺については積極的な治療を行っていませんでした。
柳原法の採点もしてもらえず、通常は重度患者に行うであろう手術もしてもらえず、一年間投薬治療をしましたが完治しませんでした。
家族や友達など、麻痺が一番酷かった時期を知っている人達からは「麻痺がわからないぐらいにまで治った」と言ってもらえるようになりましたが、実際のところは目元は8割、口元は2割の麻痺病的共同運動という後遺症が残りました。

発症から3年経ったころ、いろんな方のブログやインスタを見て再建手術を受けたいと思うようになりました。
治療を受けた病院でも相談はしていたのですが、受ける必要は無いと言われるだけで(重症なんですけど!)必要な情報をもらえなかったので自分でネットで調べていたら、ある大学病院の形成外科のホームページにたどり着きました。
そこでは顔面神経麻痺の再建手術について詳しく紹介していました。
県外だけど通えない距離ではないし、もしかしたら麻痺が治るかもと思い受診しました。
初回の診察では、おそらく1時間近く時間をとっていただいたと思います。
それがどれだけ嬉しかったか!

後日、検査を受け、動的再建手術ではなく静的再建手術を受けることとなりました。