きんもくせいの香り
うちにはキンモクセイの木がある。
わたしが生まれる前からあるのでもう21年のつきあいだ。
良いことも悪いことも自分のことの全てを知っているような
不思議な不思議な木。
季節の変わり目には、いつもなつかしい香りをさせる。
毎時期かぐ度に背筋が伸びる。
思い出がちゃんと武器になってくれているからだろうか。
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以前よりも人に優しくなれた気がする。
まだいろんなことに怯えて不安でしかたなくて
いちいちイライラするんだけれど
以前よりはうまくコントロールできてる。
コントロールがきかなくなったらとまた怯えてしまうけど
先のことなど誰もわからない。
でも、せめて
人に優しくありたい。
という思いだけは変わらず、そのままで。