救急車は電話してから10分以内に来てくれた。母に声をかけて(意識はあるけど目を閉じている)、上体を起きあがらせたが立ち上がるのはしんどそうな様子。
この状態の母を、20〜40代くらいの救急隊のお兄さん達はどんな風に運ぶのか?と見ていたら、隊員2人が母の両側に立ち、片腕を母のひざ裏に、もう片方の腕を母の脇の下に入れて、2人で玄関まで運び出してくれた。
この運び方、スマートで美しいわぁ…と感心してしまった。さすが救急隊の皆様。父と私ではこんな事は出来なかったよ。ホントに有り難うございます。。
父が母と一緒に救急車で病院に向かうことになった。私は、子ども達の帰宅時間が迫っていたため実家の片付けと戸締まりをして帰宅した。私が実家マンションを出たとき、救急車は何故かまだマンション前に止まっていた。
この時、私はまだ、母の身体になにが起きているのか全く分かっていなかった。
ただ、目の前で倒れていく母の姿だけが脳内で繰り返し再生され、妙な興奮状態のまま、父からの電話を待っていた。