Sydney

Hyde Park Barracks

入場無料


バラックと日本語で言うと、小さくて粗末な戦後日本の庶民のお家を想像しますが、このバラックはまあまあ大きくてしっかりした作りに見えます。英語だと大きい兵舎のニュアンスなんですね。


18世紀末から19世紀初にイギリスから犯罪者が移送されてここに収容され、先住民アボリジニの土地だったオーストラリアの開拓を行ったとのことで、その移民たちの生活の記録を残した博物館になっています。イギリスから見るともうほとんど地球の果ての未開の地、すごいところに連れてこられちゃったと思ったことでしょうね。1820年代以降囚人ではない移民も受け入れるようになり、街が大きく発展したのだとか。


バロック外観


囚人たちはこのハンモックで眠ったそう


館内案内のオーディオ、もちろんこちらも無料で貸し出してくれます。日本語は用意がないとのことでしたが、見ての通り字も大きくてそんなに難しい英語ではないので大丈夫。

そして、凄いのが、このオーディオ、館内での見学者の位置情報を自動で取得して、それに応じた案内を流してくれるんです!よくある、番号を自分で探して入力するパターンよりめちゃ便利!




平日な午前中とあり、地元の小学生たちが見学に来ていました。


暖炉の跡


階段、年季が入ってますね