徹底的に研究してみよう、という事ではじめた研究ブログですが、みなさんお元気ですか?
今日は体脂肪の種類について考えてみたい。
みなさんもご存知のとおり、体脂肪は大きく分けて、内臓脂肪と皮下脂肪に分類される。
内臓脂肪はまさに内臓の臓器を取り巻くように蓄積される脂肪。
それに対して皮下脂肪は、皮膚のすぐ下に蓄積されて、皮膚をつまんだ時に一緒に掴めるやつがそれ。
ダイエットの観点から比較すると、内臓脂肪は生活習慣病の原因と考えられ、高脂質血症、動脈硬化、糖尿病、高血圧などの原因と言われているらしい。
それに対して皮下脂肪は、同じ脂肪なのに病気のリスクとの相関はないらしい。あるとすれば、体重増加による、足腰や関節などに負荷がかかる程度とのこと。
それどころか、断熱効果により体温保全や外部からのショックを吸収するクッション材の役割があり、嫌われるような存在ではないらしい。
増え方や減り方の観点から比較すると、内臓脂肪は女性より男性の方が増えやすく、逆に皮下脂肪は男性よりも女性の方が増えやすいとか。
また、内臓脂肪は皮下脂肪と比べ、エネルギーとして蓄えやすく、すぐさま取り出して消費しやすい性質が。よって、内臓脂肪はすぐに付くが、早く落ちる傾向がある。とはいえ、昨日多めに食べた食事が、翌日体脂肪になり、その翌日の運動で消費されるというほど一朝一夕の増減が起きるものではないってさ。
皮下脂肪が女性につきやすいのは、太古の昔から、子を授かれば十月十日の間、赤ちゃんを外からの衝撃から守るためなんじゃないだろうか。
女性ホルモンの分泌が多いと皮下脂肪が付きやすいのも理にかなってるよね。
そんな大切な皮下脂肪も着きすぎると厄介。本当に落ちにくいので、これを落とすためには長期間の地道なダイエットが必要。
よく夏直前号の雑誌で特集されるのは、「夏までにホニャララダイエット!!」ってやつ。
水着のためにシェイプしようって企画だが、筋肉を付けるのは部分的に出来ても、皮下脂肪を落とすのは部分的には不可能って言われてる。一部には、高額なお金を払ってエステに通い、部分的に脂肪を揉みだしてもらうことで、セルライト化していた皮下脂肪が分解されて、部分的に脂肪が減ることはあるかもしれないが、それは高度な技術と高額なお金が必要ってことで、ここでは論外としておく。なので、特集雑誌を買ったは良いものの、挫折した経験は多いのでは?
さて、脂肪について少しわかってきたところで、次回はそんな脂肪の落とし方を研究してみたい。
では、みんなも一緒に、脂肪がつかめない体になろうよ!!