ぼくがここに いきる いみは ありますか
ぼくがここに いきる いみが みえません
きみには みえますか ありがとう
ぼくには みえません ごめんなさい
くちにしたら いみが なくなってしまう いみとは なんですか
携帯電話のスケジュールの日付を
ただなんとなく ただただ進めてたんだ
まだ生きてない月日
まだ知らないその日々
ボタンを押してるだけで次々と過ぎてゆく
その速さは現実にはありえないけど
その早送りはただの無意味ではないはずで
だって今日そして
昨日そしてこれまで
どれほどの日々に意味を感じてきただろう
あたしの携帯電話のスケジュール帳は
ものすごいスピードで月日を数えていった
ただ漠然と進んでく
どの月もどの年も
同じリズムで過ぎていく ただただそっけなく
そのリズムは現実にはありえなくて
だけど音もなくあまりにも無表情だった
だって今日そして
昨日そしていつだって
心が奏でる その歌声が人の生を彩っていくから
携帯電話のスケジュールの日付を
ただなんとなく ただただ進めていたら
なんだか急にとても
恐怖感と寂しさに
落ちていく そんな感覚に襲われたんだ
そんなことは現実にありえないからと
思い切れないことに気づいてしまったから
明日そして明後日
そんな近くには見えないだけの
運命も限界も そこにはちゃんとあることに
あたしのスケジュールは
2060年で止まったの
どんなにボタンを押しても進まなかった
その瞬間に。
あたしが大切に思う人たちは
その季節に
その日にも
今と同じ存在の在り方で
あたしのそばに
変わらずに
いてくれてるのだろうかって
あたしは大切に思う人たちを
今この季節
今この瞬間に
ちゃんと大切にできてるのか
今この時に
今だからこそ
できることは何だろうかって
無性に あなたに 会いたくなった。
今っていう 不確かなものに
あなたのその 確かな体温を 感じたい。
泣かないで
そんなに音をたてて
僕の心を打たないで
強くありたいと
涙を堪える
その弱さの
隣で
泣かないで
そんなに音をたてて
僕の心をノックしないで
見て見ぬふりをして
進める一歩もある
そんな僕の耳に
雨の声が
ほら
一緒に泣こうって
それとも
代わりに
泣いてくれてるの
でも今は
泣かないで
そんなに音をたてて
心を映し出さないで
泣かないで
泣かないで
泣かないで
そんなに音をたてて
僕の心を打たないで
泣かないで
泣かないで
強くありたいと
願う
僕の横で
雨は
強く 強く
泣きつづける
泣かないで
泣かないで
僕の心を砕かないで
その音色に
つられて
泣きたくなるのです。
その音色に
つられたと
言いわけをして
泣いてしまうんだよ。
あんな大きな宇宙の中の
あんなたくさんの星の中の
あんな美しい地球の中の
こんなちっぽけな人間たち
こんなちっぽけな僕たちが
この世の終わりくらいの悲しみ抱えたり
もうダメだなんて打ちひしがれて。
だけど僕らは
あんな大きな宇宙の中の
あんなたくさんの星の中の
あんな美しい地球の中の
こんなちっぽけな人間の
そのたった一人。
ちっぽけな存在の中の
その中の。
誰一人いなくても
この世は続いてく
僕らの人生なんて
長い長いこの星の命の中の
刹那でしかない。
もっと前向こう
どんなに大物になろうと
なれなくたって
ちっぽけさに変わりは無い。
どうせなら
ちっぽけなりに全うしよう。
この不思議な命という奇跡を
このちっぽけな奇跡を
この大きな奇跡の中で。
あんな大きな宇宙の中の
あんなたくさんの星の中の
あんな美しい地球の中の
こんなちっぽけな
こんな儚く愛おしい…奇跡を。
命の奇跡
生きる貴石
その軌跡を
そう、刻むんだ。
(2006/10/9)
誰に分かってもらい救ってもらいたい
そんなこといつだって望んでない
どれほど伝えたくてもどうしても最後は
自分は独りなのだと思い知らされるから
叶わぬ祈りのままでいい
それでも
あたたかい肩に
もたれかかりたい
それは
救って欲しいのではなく
そんな姿もどんな醜い姿も
全部私なのだと
認めて欲しいだけなのかもしれない






