息しても息しても 息苦しくて
あたしの喉を締め付けるものが何なのか
分かっているのに取り除けない
鈍い痛みと絡みつくぬくい温度が憎らしくて
吐いても吐いても 吐けなくて
腹ん中から全部出したって物足りない
当然だよそれは心ん中にあるもんだから
ここにあるもんはどうしたら吐き出せるの
切り裂かれても涙一つ流せぬ形無き心よ
泣いても泣いても 泣き切れなくて
瞼など擦る必要をなくしてまでも
そのぼやけた視界の先に
誰かの姿を 温かな手を描くのよ
体冷え切り心凍えていても
頬を伝うのそれはいつもあたたかい
生きても生きても 生き苦しくて
求めても絶望しても嘆いても叫んでも
踏み込んでも後悔しても落ちても転んでも
ナイフでも薬でも編みこんだ縄でも
死のうとも死のうとも 死に切れない
聞こえるの 君の声が
見えるの あなたの顔が
知ってしまったの 夢の果て
聞きたくない 声なんて
見たくない 顔なんて
知りたくなかった 空の涙