AVP2
年が明けてはや30分が過ぎました
でも自分は福井へ映画を見に行っていたので、年越しの瞬間はその帰り道、雪降り積もる国道八号線をひた走っておりました。
一応MROラジオつけてましたが、カウントダウンが始まり「ゼロ」になる瞬間、ひねくれて即消し。
ちなみに見てきた映画は期待の正月映画「エイリアンズvsプレデター2」だったのですが、期待はずれもいいところでした。
プレデターとエイリアンの合いの子というなかなかいいアイディアが、余計な人間ドラマに時間を割きすぎてるせいであまり魅力的に描ききれていなかったように感じます。
ぶっちゃけた話、以前に公開された「フレディvsジェイソン」然り、そのうち作られるであろう「スーパーマンvsバットマン」然り、日本で言うなら「マジンガーZvsデビルマン」や「ゴジラ対キングコング」然り、こういう「vs物」というのは、有名な二大ヒーロー(あるいはクリーチャー)がド派手にぶつかり合うそれを楽しむエンターテインメント映画だと思うのです。
本来ならば、そういう「vs物」に登場するメインキャラは、すでに過去の作品のおかげで両者ともにキャラクターの肉付けはなされていますし、見にきているほうもその肉付けを了解してきているでしょうから余計な人間ドラマとかちょっとくらい入れてもまあいいかな、とは思うのですが、今回の場合、まったく新しい「プレデリアン」というクリーチャーが登場しています。
プレデリアンなんて、過去のエイリアン、あるいはプレデターシリーズには当然出ていないのですから、作中でしっかりとその魅力を表現すべきだと思うのですが、今回せっかく出たのに出番が少ないです。
どうも、映画を見た感じでは「単にプレデターっぽい外見をしているだけのエイリアン」という風にしか映らないのです。
他の方はどう思ってらっしゃるか知りませんが、自分の中では、
エイリアン──仲間以外はすべて敵の、本能のままに戦い生きる野獣。武器とか一切使わない
プレデター──地球人とかに興味はないけど自分が認めた戦士には敬意を払う誇り高い戦士。武器たくさん使う
みたいなイメージがあるのです
だから両者の長所を兼ね備えたなんかすごいクリーチャーが出るのかと思ったら、見た目が微妙にプレデターっぽい以外は、プレデターのように武器を使うわけでもなし、プレデターのように強者に対して敬意を払うようなことをするわけでもなし。他の普通のエイリアンのように、埋めよ増やせよと単に自分の仲間を増やし、仲間以外はとにかく殺してるだけのごくごく普通のエイリアンになっちゃってしまてますし。
これだったら、エイリアンの3だったか4だったか忘れましたが、それに出てきた、唯一卵から孵るのではなくどういう経緯でか忘れましたが、哺乳類のように胎生になったクイーンの腹からひりだされた人間とのあいのこエイリアンのほうが独特で魅力的だったように思います。
出演時間こそ後者のほうがぐっ、と短いですが、後者は、エイリアンなのにクイーンを殺したり、母親と認めたリドリーに甘えたりと、エイリアンらしからぬかなり独特な行動様式を見せていましたし。
しかも、プレデリアンだけじゃなく、今回はプレデターもあまりらしからぬところ行動を見せています。
わたしの記憶が確かなら、「プレデター2」では、プレデターは地球人狩りにきてるけど、基本狩るのは戦士だけ。見られたりとかしても戦士じゃなければ手を出さない、みたいな描写がなされていたと思うのです。
ですが、今回は戦士じゃなくても見られたら証拠隠滅のために殺す。
エイリアンと貧弱な装備で渡り合ってる勇敢な戦士とも理解しあうこともなく、ただエイリアンとついでに出会った人間たちを殺すだけ。
ただ残虐なだけの凡百クリーチャーみたいになっているのが実に残念です。
あいも変わらずハリウッドのお約束、最後の最後に次回作もちろん作る予定ですよ的な微妙なシーンがありますが、いっそvs物は今回で終わらせて「プレデター3」の制作に取り掛かってくれないでしょうか。
以前、プレデター2を作った当初は、あの2のラストで「受け取れ勇者よ」と地球人に手渡された銃の持ち主が主人公の、1や2より過去の話を作る予定だったという話をどこかで耳にいたしましたが、なぜかそれは作られずじまい。2の興行成績が芳しくなかったのでしょうか。
もしそうだったとしても「AVP」シリーズで人気を盛り返しているはずですからそろそろ新作作ってもよいと思うのですが。