魁! クロマティ高校 | ぷりぷり! レモン日記

魁! クロマティ高校

いまや課長バカ一代を押さえて野中英次の代表作となっていると思われる、とっくの昔に連載が終了した魁! クロマティ高校(以下クロ高)ですが、今年でしたか、去年でしたが、なにを思ってか実写映画化されました。



その映画をつい先日ようやく見たのですが、アニメの実写化というのは、日本だとなんでか基本的にクソになる(例・キャシャーン、キューティーハニー、デビルマン、どろろ、他)ので期待していなかったのですが、それだけにやられました。



近年の実写化作品では一番成功したのではないでしょうか。上映している場所が少なかったせいで見てない人が多いであろうことが残念でなりません。もし原作が好きでレンタルショップ等で見かけたならば是非一度手にすることをおススメします。



序盤は「クロ高とはこういう作品なんですよ」ということを原作未見の人に教えるためにか、しばらくは原作のネタをそのまま実写化しましたみたいな展開が続きます。

林田がモヒカンじゃなかったり、そもそも林田以外にモヒカンがいるせいでむしろそっちのほうが林田みたいに見えたり、前田が見た目も声もヘタレだったり、竹ノ内に髪の毛があったりと原作を知っていたら少々気になる点がところどころありはしますが、別にモヒカンがいる林田はともかく前田や竹ノ内は見ているうちに気にならなくなるレベルです。

しかしなんで林田がモヒカンじゃないのでしょう。別にモヒカンを用意するということは、モヒカン自体は出しても問題ないということだと思うのですが。



まあ林田は置いておいて。



クロ高はアニメ化もされていてそちらも見ているのですが、個人的にはギャグのテンポは実写版のほうがいいように感じます。これは個人差かもしれませんが。



あとメカ沢が、アニメだと若本規夫だったのが実写版だと誰だか知りませんが、武田真治みたいな声になってます。メカ沢ベータはアニメと同じ声だったのになぜでしょう。

まあ、アニメの「渋い声だ」というのは原作になかったのをたぶん若本出したいというそれだけの理由で付け加えたと思われるオリジナル要素ですから、本来は映画版のほうが正しいメカ沢ヴォイスなのかもしれませんし、個人的には実写版のほうがメカ沢的で好きなので別によいのですが。若本規夫は確かにナイスミドルヴォイスですが、やっぱりなんでもかんでも若本というのはさすがに飽きてきますよ。先月のチャンピオンREDについてきた「駿河城御前試合~無明逆流れ~」朗読然り昔話「ねずみの嫁入り」然り某エロゲー然り。なんだか、とりあえず若本にやらせとけば失敗はないから彼に任せとこうやというスタッフの手抜きが感ぜられます。確かに失敗はありませんけど。



映画は北斗登場あたりから、なぜか阿藤快が出てきたり少しずつオリジナル要素が出てきてふと気がついたらもはやすっかり原作とはかけ離れた方向性のギャグ映画になってしまっています。



まあ、面白いには面白いのですが、正直宇宙猿人ゴリはどうかなぁ、なんだかなぁ、という気分です。

いや確かに面白いのですが、なんでクロ高にスペクトルマンが。少林寺も出てきますし。

クロ高ってパロディで勝負するような作品じゃなかったと記憶するのですが。いや笑えたのですけれど。

それ以前に、宇宙猿人ゴリはまんま本人だからパロディというのも微妙ですが。

本当、クロ高とスペクトルマンってなにか関係がありましたっけ。