メビウスの怪獣 | ぷりぷり! レモン日記

メビウスの怪獣

石川では、今週ようやくウルトラマンメビウスの第三話が放送されました。



今回の怪獣は、あのゾフィー兄さんやタロウを殺したバードンです。

ヒーロー戦記では雑魚としてわらわら登場するクセに一体一体がボス並みに強かったあのいやらしい敵です。



実のところ、ウルトラマンタロウはまだ見たことがありません。

が、倒れたタロウの代わりにゾフィー兄さんがやってきてバードンを圧倒し、Z光線でとどめを刺そうとしてその後――ということろは見たことがあります。



なのですが……どうも、今回のバードンは、マックスに登場したゼットンと比べてウルトラマンをたたき殺した最強怪獣としてのバカみたいな強さというのがまるっきり感じられなかったように思えるのは自分だけでしょうか。



マックス版ゼットンの場合、マックスボックスは別として、作中で初代マンにおけるゼットンというのがどういう存在だったのか説明する訳にもいかないので、今のゼットンの強さを丁寧に描写していました。



なにやら世紀末的なクラシックの調べを伴って登場し、マックスのパンチやキックをことごとく防御もせずに受け止め、マクシウムカノンやマクシウムソードをゼットンシャッターであっさりはじき返し、いざ助けに来たゼノン兄さんもボコボコ。

「ゼットンの娘」自体はなんていうか正直ちょっとアレな出来でしたが、ゼットン自体は、マックスギャラクシー登場直前まではもう震えるくらいかっこよかったです。



キングジョーにしたところで、マックスの攻撃を分離して避けたりとかして、初代の持っていた「固さ」が全然表現されてなくてちょっとアレでしたが、登場シーン(ぐるぐる回って巨大化→変形合体)はなかなかによかったです。



それに比べて今回のバードンは……。



一応、最初にメビウスをつっついて追い返してはいますが、そもそもメビウス自体ヘタレなのでそんなにすごいように見えませんし。

いやまあ、それを言っちゃあ初代だって倒したのはいつも兄弟の力を借りているらしいマンモーニ(ママッ子)なタロウとヘタレの代名詞といっても過言じゃないゾフィー兄さんですけど。



閑話休題。



どうも、メビウスはヒューマンドラマに力を入れすぎて肝心の怪獣がおざなりになっているような気がしてしょうがないのは自分だけでしょうか。



前回のグドンは、「帰ってきたウルトラマン」だとツインテールの捕食者というステイタスがあったのにそれが消されてますし、手のムチがすごいみたいなこと作中では言われてましたが、実際の描写だとどう見ても第一回のディノゾールの舌のほうがすごいですし、メビウスのウルトラかすみ斬り風の必殺技でたたっ斬られた時もなんかぽかんと口開いてアホ面さらけ出しちゃってますし。



どうも、バードンといいグドンといい、元ネタを知っていることを前提で作っているような気がしてならないのですが。怪獣そのものの魅力を過去の遺産に頼ってるといいますか。



まあ、それを言ったらマックスだって最初ピグモンで同じことしてたんですけど。



オリジナル怪獣のディノゾールはなかなかかっこよかったのですが、どうも公式サイトを見る限り第四回、第五回にもしつこく登場するみたいですし、しかも聞くところによると第五回のはハンターナイト ツルギのかませにされるそうですし。



そりゃまあ確かに、初代にしてからが、レッドキングやテレスドン等が二回出てますし、バルタンなんか三回出てはいますが、それでも登場にはある程度の間を開けている訳で、ディノゾールみたいにちょくちょく出してしまったら、もう単なるショッカーの戦闘員程度の存在になってしまいますよ。



防衛隊の人物描写に力入れるのも結構です。



ですが、防衛隊の面々なんか毎週出てるんだからそんなもん少しずつやってりゃいいんですよ。



それに対して怪獣の方は基本的には皆一回しか出てこない存在なんだから、その一回一回を大切にしてほしいものです。



仮にもメビウスは「ウルトラシリーズ40周年記念作品」を名乗っているのですから、ウルトラの主役は怪獣だということを忘れないで貰いたいです。もっともっと怪獣の強さ・魅力ってものをその作品内で見せてください。ウルトラマンの肥やしにしないでください。



クゼ・テッペイの家のあの変なメイドとかでアキバ系の変な連中取り込もうとかしてないで。

ウルトラに出てくるメイドのクセにおっぱい大きくないですし(参考・ウルトラセブン第二話「緑の恐怖」・シズ)。