私の本能
「恋愛対象」の判断
「経済的にも、人間的にも豊かで
何の不安もなく、一緒に暮らせそう…
だけど、性的には…ちょっと」
そう思っていた人との関係値を
ほんの少しの時間で
飛び越えて
私の心の中に入ってきた年下の彼
そんなふうに、彼を受け入れられたのは
すごい数のメッセージのやりとりと
彼と私の名前
(私の名前が彼の名前の最初の二文字)
誕生日が近い (3日違い)
メッセージの雰囲気と実際の雰囲気に差がないことも
笑顔が可愛くて、時々かっこよくて
服のセンスもイイ
私には重要な「ニオイ」も
タバコは吸うけど
車の中では吸わない
だから、私の服も髪もタバコ臭くならない
(紙タバコを車で吸われると
髪とかニットとか…ほんと最悪 ⤵️)
彼は自分の家の中でも吸わないんだって
外で吸ってるんだって
そういうの
キチンとできるのも好きなところ
だから
彼のそばにいても
気になるほどのタバコの匂いはしない
「セックス、できなそう」な人は
紙タバコ…
車内で吸う
私に遠慮してくれてはいるけど
もう車が…タバコの匂い
私、もう一つ引っかかるところがあった
「他にイイ人がいたら、その人に行けばイイよ。
君ならいっぱいいるでしょ」
って言われた
(私の「ちょっとムリかな」っていうのが伝わってたのかも)
「あ〜!
別に私じゃないとダメとかじゃないんだ」って
私が
「もう何度か会ってみないと
付き合うかは決められない」と言った時
「そんなに長く待てないから、俺。
すぐ決めて」みたいな。
私…せかされるの嫌なんだよね
ましてや
急かして決めることでもないと思うけどな
年下の彼は、そういうアピールじゃなくて
本当素直で
「嫉妬しちゃう、俺こんなの初めてなんだよ」
「やきもち焼いちゃう」
「俺のこと好き?」「ちゅーしたい?」
「〇〇ちゃん」と名前を呼んで
小さなことでも
昔のことでも
感情でも
なんでも共有したい知りたい彼は
冗談交じりで私を笑わせて
チュッ
ってキスしてきて
キスした後に
お互いニコニコ、ニヤニヤして 笑
「中学生みたいだね」って笑って
やっぱり「恋愛対象」って
持っているものや、頭で考えて選ぶのじゃなく
自分の本能的な部分で
秒で判断するのだと
改めて感じた
2025/2月