自然な流れ
「好き」が芽生えていた
ちゃんと私と会話した内容も覚えててくれてて
気になっていた
細かい奥の部分まで聞きたがった
私のことは深く深く
「なんでも知りたい」って感じで
そのおかげで
私も聞きたい事は遠慮なく聞けた
〈セックスできる気がしない〉
その問題は
全く気にする必要はない
できそう
ていうか
したい
話し方も
声の大きさも
テンポも
トーンも…心地イイ
人って
瞬時に判断してるんだなって
改めて思った
そして
私はやっぱり
「割り切れない」んだと…
好きじゃなきゃ
できないんだと
何より私たち2人は
コミュニケーションをたくさんとって
仲が深まっていた
彼には、もうすでに私への「好き」が芽生えていた
会話にも
「〇〇ちゃん、好き」を入れてくるし
私がどうしたら自分と付き合ってくれるのかを聞いてきたり
可愛い 笑
私は今度の恋は最後の恋、最後の人にしたかったし、今回はスローなペースで進展させたいと思っていた
だから本当は初デートでのキスはしないと決めていた
どんなにステキな彼でも
絶対しないって決めたけど…
冬の冷たい澄んだ空気の中
きらめく夜景を見ていたら
自然に二人の
唇と唇は近づいていた
2025/2月