テレパシー


    

ツインレイだと確信した日




地元の花火の規模を


彼は「たいしたことないよ」と言ってたけど


なにげに楽しんでいた






左手にバッグ

右手にスマホ


スマホで写真と動画を撮っていた私



彼と一緒に見る初めての花火

記念に残しておきたい…







風で髪が顔にかかって




私が「あ、髪…」







彼が、私の髪を






優しくゆっくり


私の左耳にかけてくれた







見つめあって




私の髪を

私の耳にかけてくれたとき










花火の音も





周りの騒音もなくなり




スローモーションになった








彼の声が、私の心に入ってきた









「やっぱり、好きだ」
















はじめは理解できなかった






彼の口は動いてなかった








彼の声が

私の頭?心?

…わからないけど






耳からじゃなく


私に入ってきた






私を見つめながら

髪を左耳にかけてくれた時、ハッキリと










二人は引き寄せられて






キスしそうになり





お互いハッと我に戻った時






花火と

周りの騒がしい音も戻っていた








不思議な出来事だった






すごく不思議な感覚だった







そして、その出来事に







私は






「やっぱり、そうなんだ!」




と、確信した













ツインレイだ
















最初から


なんとなく


そんな気がしていたし











会えば会うほどつながりは感じて



もしかして…









キスも


セックスも


ツインレイなら納得がいく





彼の体臭が、無臭に感じるのも






猛烈なアタック


→ラブラブ


→嫉妬、突然冷たくなり天邪鬼


→サイレント








すごくすごく


納得した








喧嘩が激しいのも






彼以外の人など

考えられないのも





理由もなく

とてつもなく惹かれるのも





初対面から

安心、信頼できたのも







はじめてのデートで





冗談だけど


彼は私に

「もう結婚しよ」と言ったこと








我に戻ったとき



今までの



ツインレイに当てはまる



思い出が



一瞬で

私の頭の中を駆け巡った



2024/8/10