【『俳句四季』投稿句/少しだけ自句自解】2021年寒露より ▼12/9字句自解をやめる | 大阪文学学校本科修了生・元新生児室勤務ナースが書く動物愛護と文学のブログ

大阪文学学校本科修了生・元新生児室勤務ナースが書く動物愛護と文学のブログ

大阪文学学校本科修了生。主に、動物の俳句・詩を記事にします。♦6/6主治医から休むように言われましたので、休みます。♦具合が良くないので6/18より長期休止します。








2024/02/22更新


俳句歴11年で永遠に俳句をやめたつもりでした。ジャルジャルさんが毎日YouTubeにネタをあげていると知ったのがきっかけで、去年の大暑から再び俳句を詠むことになりました。今は俳句を老後の趣味にしたいと思うので、もうやめません。生きているうちは詠みます。2022.01.31🍋



投句先/『俳句四季』(東京四季出版)



俳句四季3月号




俳号 ふうまゆみ→2022.12.13楓摩唯未(漢字表記に変更)→2023.1 楓摩ユミ(画数を考慮して、一部カタカナ表記に変更)


YUMI FUMA 2021.10.01〜


過去に投句した事がある俳句専門誌/『俳句界』『俳句』など


『俳句四季』への投句は初投句になります




2021年

10.11📮「俳句四季」に投句(三句)

①残る暑さ水遣れば花こくこくと08/11

②扇風機秋風(しうふう)送り始めたり09/13【佳作】山下美典氏選


③遺伝子ワクチン体に入れし夜寒かな10/10


①の句。花は水を飲みます。花立ての水が無くなっているのに気づかずにいた事があります。からからになった花立ての中を見て、花が飲み干したんだと分かり慌てて水をあげました。驚きました。驚いたので俳句にしました。/さすがに③の句は無理だと思いました。が、実感を詠めたので投句してみました。家族が遺伝子ワクチンを打ちましたから·········。家族の身になっての実感です。


『俳句四季』2月号に②の句掲載(2022.01.31確認)

山下美典氏選※『河内野』主宰

<佳作/扇風機秋風(しうふう)送り始めたり>

掲載句にはふりがなが振ってありませんが、しうふう(つまり、しゅうふう)と読みます。前の言葉が「せん【ぷう】き」なので「しゅう【ふう】」でなければなりません。季重なりです。微妙な気候の変化を詠みました。この句も却下されるかも知れないと思っていました。





11.14📮「俳句四季」に投句(三句)

①供ふるがなくて摘み来ぬ猫じやらし10/26

②夜寒さや靴下はけと吠ゆる母10/30

冬来る暴れ子猫の尻洗ひ11/7


今回は入選句はありませんでした。

①仏花に費用がかかって困っている私に、「何本か供えるだけでもいいんですよ」とアドバイスを下さった方がいます。「それでは、道端に咲いてる花を摘んで来て供えても大丈夫ですか?」と私が聞くと、その方はそれでも構わないとおっしゃいました。それで、猫じゃらしを摘んで来た、そういう句です。

②寒くなっても私は裸足で座敷を歩いていました。母に何度「靴下を履きなさい」と言われたことか······。不思議なことに、認知症が進んでいる母にも「靴下を履きなさい」と言われてました。私の素足がいかにも寒そうに見えたのでしょうか?

③自解するまでもありませんね。そのまんまです。冬到来。保護猫ちゃんがお湯でお尻を洗ってもらってます。暴れます。(笑)




12/16📮『俳句四季』に投句(三句)

①わらはめの着崩れ美事七五三11/15
②木枯や物乞ひのごともらひ飯10/23
③六花舞ふ歌ふをみなの細き声12/5


今回も入選句はありませんでした。俳人の血筋と言っちゃったので、気にしません。合う選者さんに当たればラッキーだよねと思うだけです。

①住吉大社に行った(参拝ではない)時、傑作だと思う光景を見たので、それを詠みました。おてんば娘、暴れてました。それをお婆ちゃんがなんとかしようとしてました。(笑)

②木枯吹く頃、しました。もらい飯。なんか·········でしたね。

③たおやかな言葉を並べてみました。こんな句を、私は普段詠まないので貴重。今年で、日本は最後なのかなと思うことが度々あります。言論の自由が奪われたら文学はどうなるのでしょう?最後かも知れないから、こんな句を詠むのです。




2022年


2/14📮『俳句四季』に投句(三句)

①なみはやは雪せぬままに春立ちぬ2/11
②宿無しはむかしの話炬燵猫12/30
③花瓶ごと畳へ落つる寒の菊1/11


今回も入選句はありませんでした。《炬燵猫の句》、凄く自信があったのに、ダメでした。凄く残念。




3/12📮『俳句四季』に投句(三句)

①如法暗夜の古都に山焼灯りをり1/22

②春の闇ヘッドライトに浮かむ猫2/26
③春の猫横断歩道を渡りけり2/7【佳作】

①若草山の山焼の句。YouTubeで観ました。2007年まで奈良市の若草山が見えるところに住んでいましたので、懐かしかったです。奈良にいた頃は山焼を見る余裕もありませんでした。極貧ナースでしたので(笑)。

②実際にこんな事がありました。当時夜猫のことは知らなかったので、身よりもなくうろうろしているのだと思い、一人ぼっちが可哀想に見えました。人間の子供を見る感覚でした。


『俳句四季』7月号に③の句掲載(2022.07.14確認)

久保武氏選※『白絣』主宰

<佳作/春の猫横断歩道を渡りけり>

裏道にある横断歩道をゆっくりと猫が渡って行きました。それが、俳句でいうところの「春の猫」だったのかは確かめてません。


《白絣事件》この選者さんが主催する俳句誌「白絣」から勧誘の郵便物が自宅に届いた。私は「東京四季出版」に問い合わせした。私の俳号と住所が関係ない所に漏れていることを知らせた。直ぐ調べて下さり、対応して頂けた。もちろん、謝罪も。地方の俳句誌へなんで私が身を寄せないといけないのだ?私は前は鷹羽狩行氏の俳句結社にいた。また入るならそれくらいの所しか嫌だ。白絣から小冊子と振込用紙つきの何か(忘れた)が別々に郵送されて来た。なんかね、小馬鹿にされてるのかなと思った。住所盗んどいて、ちゃんとした手紙さえついてなかった。こんなのに勧誘されるなんて、私、よっぽど才能なしに見えたのかな~とか、いろいろ考えて凄く嫌な気分になった。この人に選ばれても正直あまり嬉しくない。だから、写真載せませ〜ん。




4/11📮「俳句四季」に投句(三句)

①てふてふを挟み撃ちする雀かな3/26

②落花頻り行かむとすれば猫縋る2/22

③大阪の草臥れてをる馬酔木かな4/7【特選】谷口智行氏選


①これ自信があったんですが、だめでした。②私の足に取りすがる猫に落花の取り合わせ。③特選に選ばれました。通知を頂き、6月15日に掲載用の略歴・短文の原稿を送付しました。内容については下の「俳句に対する思い」参照。


《出版社に送った原稿より》

①略歴

大阪府生まれ。平成15年、奈良県へ転居。平成19年4月、俳句の勉強を始める。同年6月、大阪府へ転居。平成20年5月、俳句雑誌で初めて特選を獲る。


②俳句に対する思い

この度は特選を頂き、ありがとうございます。ある日、大阪の民家に馬酔木が咲いているのを見ました。綺麗とも言えないし、見事とも言えない花だなと思いました。私はその時奈良を思い、「三月堂」の前書がある水原秋桜子さんの《馬酔木の句》を思い出していました。奈良に住んでいた時、三月堂には二度行きましたが、馬酔木の季節ではありませんでした。やり残して来た事が沢山ある奈良を思いながら詠んだ句です。


『俳句四季』8月号に③の句掲載(2022.07.22確認)

谷口智行氏選※『運河俳句会』主催

<特選/大阪の草臥れてをる馬酔木かな>


掲載された句です。久々の特選ゲットでしたので、大きなアイスクリーム🍨を食べてお祝いしました😊💐💐💐🎆🎆🎆🎆🎆




5/16📮「俳句四季」に投句(三句)

馬蛤貝(まてがひ)の住まひに塩する男かな5/6

戦うて負けて横たふ目借りどき5/4

③乳飲み児も戦車を駆るや春の昼

一枠だけストックの句から持って来ました。③眉間にしわを寄せて、挑むような感じで乳母車に乗っている赤ちゃんを見ました。人も虫も活発になる春の日中。赤ちゃんだってそうなんだな〜と思いました。繁華街で見た景。あまりのインパクトに景色が焼き付いて消えませんでした。現代詩的な比喩が分かって貰えるか不安だったので、投稿せずに置いておいた句です。結果は、やはり、だめでした。



6/15📮俳句四季に投句(三句)
①夕立や府民ヴァーサス大阪府5/26
②夏料理胃のもやもやを流しけり5/20
③極楽の風の中なる昼寝かな21/07/31【佳作】池田琴線女氏選

一枠だけストックから持って来ました。③去年の夏に詠んだ句で、投稿できなかったものです。扇風機の風にしても、屋外の風にしても、ほんとに気持ちが良いひとときがありますよね。

③の句掲載(2022.9月下旬確認)

池田琴線女氏選※『うぐいす』主宰

<佳作/極楽の風の中なる昼寝かな>

技としては二つ使っている。一つ目は、極楽の風を詳細に描かなかったこと。屋外の風か、屋内なら扇風機かエアコンの風になるが、どれとも書かなかった。極楽の風であればどれでもいいと思った。実際は、扇風機の風に当たりながら、なんて極楽なんだとしみじみと幸せをかみ締めて詠んだ句。二つ目の技は、「風の中なる」である。助動詞「なり」は、「〜の中にある」という意味もある。常々この使い方をしてみたかった。そして、ちょうどこの句に使えた。最後は切れ字「かな」で受けて綺麗にまとまった。瑕のない水晶球のような句に仕上がったと思う。




【臨時投稿】
6月25日📮角川「俳句」に投句(三句)
①涙たたへ頂く氷菓誕生日6/24
②レンタルのパンダ一歳梅雨の空6/21
③ぎらつける昼腰折るる立葵6/23
②は自信があった。入選なし。



7/17📮俳句四季に投句(三句)
①鉱泉水買ひにゆくなり若葉雨5/19
②採卵鶏らに男水撒く猛暑かな6/30
③短夜や明けてよりゆく夢の国6/10【佳作】山下美典氏選

10月発表
③の句、なんか気になって残しておいた句。最近は毎日、夜明けまで起きていて、5時過ぎに就寝する。それをそのまま詠んだだけなんだけど·········。よく出来てる句だと思う。下五が決まるまでかなり時間がかかった。


『俳句四季』11月号に③の句掲載
山下美典氏選※『河内野』主宰
<佳作/短夜や明けてよりゆく夢の国>



8月16日📮俳句四季に投句(三句)
「戦時猛獣処分」
八月のヒト ライオンを殺めけり8/11
「合成着色料黄色4号、青色1号を詠む」
くらげ浮かぶ浅瀬のいろのゼリーかな8/5
③男の子あせも怪獣となりにけり8/5 
11月発表
八月はヘヴィーな俳句が生まれる。原爆忌(長崎忌)と終戦日の句は秋の句なので、次回の投句候補に置いておくことにした。夏の句の投稿は今回が最後。確実に夏の終わりが近づいている。→入選句なし。これからも綺麗事は詠まない。現実が残酷過ぎるのだ。現在を良くしてくれと行政に言いたい。私だって花鳥風月を詠みたい。



9月17日📮俳句四季に投句(三句)
少女十歳生き残りけり終戦日8/15
「断食三日目」
餓鬼喰らふ青毒々しきかき氷8/30
秋の日の金の矢浴びて蟬の骸9/5
12月発表
暦の上では8月上旬から初秋が始まる。しかし、8月は夏休みもあり、現実的には夏である。そして、扇風機フル稼働のまま9月に入った。9月上旬から仲秋である。さすがに秋めいて来た。秋が熟すのは時間の問題だ。今はその手前の時期で、夏の季語と秋の季語が勢ぞろいしている。秋でもアイスクリームを食べる。秋だからアイスクリームは食べちゃだめだとは誰も言わない。だから、秋のアイスクリームの俳句だって詠んだって構わないのだ。②は解説が無ければ普通の夏の句になる。③は季重なりの句。蟬が夏のエリアを出て秋のエリアに横たわっているのだった。主は「秋の日」、従が「蟬」になる。→入選作なし。①は母の事を詠んだ。



10月13日📮俳句四季に投句(三句)選者指定(冨士眞奈美氏)
①デジタル網に囚はれの魚ら月高し10/13
秋祭カラーひよこら鳴きどほし9/30
③びしょ濡れのあたしのらいぬ秋の雨9/27
3月発表
②ひよこがすっごい鳴いてた。③のらいぬの気持ちを知りたかった。どちらか入って欲しい。
出版社へ確認。3月発表。冨士眞奈美さんの回。入選作なし。もう選者指定はしない。



11月17日📮俳句四季に投句(三句)
①スーパーに鶏(とり)・豚・牛や秋ともし10/14
「精神科病棟深夜勤」
②心霊体験談佳境の詰所秋の夜10/23
秋冷や御負けのひよこ母と埋め9/20
2月発表
入選作なし。10月に選者指定で出した作品の行方がわからない。問い合わせてみる。作品が流れたのか知りたい。



12月13日📮俳句四季に投句(三句)
🍁俳号を楓摩唯未に変更、読みは変わらず
①十二月額紫陽花のピンクあり12/1
②山眠る隧道に安き寝息かな12/12
冬満月止血ガーゼをもっとくれ12/8
3月発表
①は季重なり。現実なんだから仕方無いです。冬に残る額紫陽花なんて素敵だと思いました。②生駒山を詠みました。奈良にいた時はしょっちゅう見たり、通ったりした身近な山でした。③なんか面白いので、これも出してみることにしました。物知りの方でないと意味が分からないだろうと思います。②は擬人法に擬人法を重ねた。真っ直ぐに詠んだ句。②か③が入って欲しい。③は無理か(笑)入選作なし。



🐇2023年
今年から畜産動物を詠んだ、潜在的に動物愛護を伝える句を投稿する。季語との取り合わせが難しいのと、現実を詠むため殆ど厳しい内容になるので、入選率はかなり下がると思う。過去の私の打率は2割。もっと下がるのを覚悟でチャレンジする。
2023/08/25現在 🐔採卵鶏の句一句が佳作、選者池田琴線女さん


1月11日📮俳句四季に投函
①落葉山帰る道なき飼ひ兎1/3
【佳作】山下幸典氏選
画像/BUSINESS INSIDERの記事より引用

②雪の日や屠所の冷水浴ぶる豚12/18
③川尻に鯨潮ふく寒の内1/10

🍁今年より俳号は楓摩ユミに
🌅今年から、私はあと何年生きれるか分からないが、主に、畜産動物、時にペット、実験用動物、野生動物の句を詠める限り詠んでゆく。
①保護ウサギの記事から。遺棄されたうさぎの写真が凄く可哀想で素通りできなかった。写真を見ているといろいろ分かったので俳句にした。②屠殺前の豚たちの動画を見た。豚は裸。雪の日、汚れを落とすためだと、冷水をかけられていた。お湯に何故しない?と怒りと悲しさで詠んだ。③鳥インフルエンザの鶏を出した養鶏場の殺処分の句を出す予定だったが、鯨の句に差し替えた。②も屠殺に関わる句なので、一つを次回に回す事にした。大阪で話題になっている鯨(淀ちゃんと呼ばれてる{笑})なので、詠む人が他にもいるかも知れないが、正攻法で挑んでみた句だ。
4月発表 4/20確認①佳作を取りました。山下幸典氏選。ペットの遺棄の句です。長いこと飼われていたある大型犬が、飼い主に食肉処理の業者に売り飛ばされました。業者の所で、ワンちゃんはずっと動きませんでした。まさか捨てられるとは思わなかったでしょう。そして、ワンちゃんは食肉になったのでしょう。酷い飼い主です。飼ったら最後まで、最後の看取りまでしないといけないと思います。ペットが食肉になる道は間違っています。兎の遺棄は多いそうです。ペットは捨てられたらどうしたらいいんですか?捨てるなら飼うな!




2月10日📮俳句四季に投函
①息する鶏舎換気停止する手が凍つる1/4
②フォアグラ農場の冬白き鴨の目に涙12/21
「孵化場」
寒燈下園児の如き雛らかな12/31
①この冬は鳥インフルエンザによる鶏の殺処分の数が異常である。具体的にどのような殺処分が行われているのか知った。中国では文字通り生き埋めにするようだ。日本では窒息死させてから袋を被せたまま土に埋めたり、鶏舎の換気停止で皆殺しにするようだ。鶏の大殺戮と言ってもいい。鶏舎に大量の鶏を閉じ込めて、過密な状態で飼うから、感染症が発生しても仕方無い。②鴨が泣いてた。③孵化場の句を出す予定だったが、屠殺場の句に差し替えた。→はやり、孵化場の句を出すことにした。ひよこの句は出して置きたかった。→選内なしでした。



23/03/01
3月から角川『俳句』にも投稿します。

3月10日📮俳句四季に投函 
畜産動物の句三句、①②前書き入れる
「屠殺場」
牡丹雪最後の話し相手かな2/6
「ブロイラー飼育場」
給水器の春の水飲むひよこかな
③🕌コンテナより顔出す廃鶏春の風2/9
【佳作】池田琴線女氏選
画像/Animals Australiaの動画より引用




4月10日📮俳句四季に投函
①春の夜やベルトコンベアに雛溢れ2/12
②太らされて豚坐りこむ春の昼4/3
③🕌春の風雛ちさき翼持ち上げて3/13
7月発表
選内なし
③の句が好き。嬉しくて元気になる。大切にとって置きたい。殿堂入り。句集出す時が来たら入れます。


5月10日📮俳句四季に投函
①春光や雛ら孵化場を生きて出る4/10
②🕌虹の橋渡るひよこの朝寝かな5/2
③純白の鴨ガバージュで汚れけり4/7
8月発表
選内なし
②は自信があった。意味がわからんかったのか。殿堂入り。これはドキュメンタリー。



6月10日📮俳句四季に投函
①謝罪する母とお転婆マザーズデイ5/14
②夏掛けやコンクリートに牛は寝る4/28
「屠殺場」
夏至光や生きたる鶏(とり)を逆さ吊り6/9
9月発表
繭の句を外して、マザーズデイの句を投稿することにした。殺伐として、これはいかんと思ったからだ。②番の句、なんで牛も豚も、暮らす場所と寝床がコンクリートなの?牛を詳しく調べたら、ゴムの敷物を敷いてはいるらしい。でも、短い鎖で繋がれっ放しの牛は運動不足などが原因で脚が弱り、脚に創が幾つもあって座ると痛いから立ってるらしい。そんな牛の孤独な戦いを人間の皆さんは知ってるだろうか?脚が痛い、眠くてもコンクリートで痛いから横になれない。繋ぎ飼いの牛たちはじっと我慢して辛い毎日を送っている。

♦2023/09/21加筆
今月も入選なし。やはり屠殺場の俳句は取ってもらえない。屠殺場に来た動物も生き物。彼らも俳句になる。鶯やほととぎすや猫の子と同じ生き物だから。季語になっている「家鴨」や「兎」も屠殺場に連れて来られる。

屠殺なくして肉料理は頂けない

自分たちはそこで処理された肉を料理して、普通に食うくせに。肉を食べてる時点で屠殺場と関わりを持ってるのだ。屠殺なくして肉料理は頂けない。俳句の世界も綺麗事や夢物語ばかり詠んでないで、そろそろ現実を詠むべきだ。あなた達の食べてる肉は全て屠殺場から来た。汚いものに目を背けても、屠殺場から来た肉をあなた達は食べている。

俳句の世界も綺麗事や夢物語ばかり詠んでないで、そろそろ現実を詠むべきだ

私が頂いた最近の特選や佳作の句。綺麗事ばかりの句。この世の中は思う以上に恐ろしい世界になっている。昨夜、台湾有事の報道を見ていた。中国とアメリカがやり合うと、日本の米軍基地に中国がミサイルを撃ち込むことになる。日本に間違いなく被害が出る。中国の台湾をわがものとしたい野望が、戦争を生み、台湾有事に関わっていない人達を殺す。中国が野望を取り下げれば何も起こらない。台湾と共存共生を考えない愚かな国が騒ぎを起そうとしている。力頼みの中国。力づくで領土を奪う時代は終わったというのに、昔々のおろかな国盗り合戦をまだやめられない。





7月10日📮俳句四季に投函
①風あれば薔薇の頬擦るベトンかな4/28
②出血エリアに届く神の物白うさぎ7/9
③ブロイラーの必死の呼吸熱帯夜7/1

薔薇の句は出来すぎてると思う。一番とって欲しいのは③。②は物知りの方でないと分からないでしょう。でも、よく詠めてると思うので出してみる。

10/26 畜産動物の句を増やしてから、選内が出にくくなっていると感じる。でも、私の句を、選考者は見ているので、最低限の目的は果たしている。畜産動物の句で特選を取るのが目的ではない。一人でも多くに畜産動物の事を知って貰うのが目的の投句。全く出さなくては誰にも伝えられない。御先祖様の血筋を信じて、自分を信じて最後まで詠み遂げる。予定では来年9月迄、投句。予定通りにやる。
10月発表、選内なし



8月4日📮俳句四季に投函
①「卵の産ませ過ぎ」
排出腔飛び出たる鶏晩夏光7/23
②失くしてよりよく鳴る南部鉄風鈴7/20
③雛三万羽炎暑の鶏舎燃えに燃え7/27
11月発表、選内なし



9月11日📮俳句四季に投函
①秋風や胸毛まだある家鴨たち6/9、9/10(推敲)
②繋がるる牛子を呼ばふ秋真昼8/25
③秋の灯や檻にぎっしりほろほろ鳥8/23
胸毛······鳥の胸のあたりの羽毛 (うもう) 。
12月発表、選内なし

画像/アニマルライツセンターの記事より、ダウンを毟り取られた鳥たち




10月11日📮俳句四季に投函
①影が如く鹿せんべいへ鹿進む10/4
「バタリーケージ」
どの鶏(とり)にも萎れたる鶏冠秋あわれ10/9

画像/アニマルライツセンターのインスタグラムより引用


③月光やコンテナに鶏(とり)数万羽10/11
1月発表、選内なし


11月10日📮俳句四季に投函
畜産動物と実験動物の句
①秋の雷わが身差し出す摩天楼11/7
②🐑屠所の羊ら見て泣く少女ジンギスカン7/8
③🐒冬ざるる猿農場に生まれけり10/24
2月発表 選内なし


♦8か月間選外が続いたので、2024年2月(6月発表分まで投函)で『俳句四季』への投稿を終了とする。《平田冬か事件》の時と同じ激しい拒絶反応が身体に現れた為、投稿を中止すべきだと判断した。一段下げた俳句を詠む気はさらさら無いし、既成の人間たちに理解されなくても《私は別の道を行く》という決意は変わらない。尚、俳句結社入会以後20年間、状況がいかに変わろうとも、平田冬か氏と東京四季出版とは一切関わらないこととする。※『俳句』〈令和俳壇〉も2024年2月で投稿終了。KADOKAWAとも、俳句結社入会後20年間、一切関わらないこととする。




残りの人生、人に認められるためなんかに一秒たりとも使いたくない。ただひとえに悔いの無いように生きるのみ。納得して死んでゆけるように。楓摩ユミ(知微) 2024/02/22記す





<楓摩ユミ(ふうまゆみ)>大阪府出身 

2007年、奈良で俳句の勉強を始める。同年、大阪へ戻る。2020年、俳句をやめる。その時、俳句歴11年。成績は特選5回、秀逸6回。2021年大暑より俳句を再び始める。2022年7月、4年ぶりの特選を頂く。母方の先祖が俳人だった。岡山県の鶴山城(かくざんじょう)の殿様に俳句を教えていた。一応、俳人の子孫。好きな俳人は石橋秀野さんと鈴木花蓑さん。鷹羽狩行氏主宰の俳句結社「狩」に1年間所属。


《追記》「狩」は2018年終刊。後継誌として「狩」副主宰の片山由美子・俳人協会常務理事が「香雨」を創刊し、鷹羽氏も「香雨」名誉主宰として作品発表や句会の指導にあたっている。

《2023.01.11追記》 俳号「ふうまゆみ」を「楓摩ユミ」に変更し、他ジャンルでも変更した。俳句・現代詩・作詞の筆名を「楓摩ユミ」とし、川柳の筆名を「唯未」とする。アニマルウェルフェアでの署名はこれまで通り実名を使用する。


   




【「俳句四季」2022年入選句まとめ】
2021年10月から2022年7月までに投稿した俳句 俳号/楓摩ユミ

《特選》
大阪の草臥れてをる馬酔木かな 選者/谷口智行氏「運河」主宰
「俳句四季8月号」2022.07.20掲載
💞春🌷の句で特選を頂くのは初めてなので、嬉しいです。📝2024.02.22加筆/この句が特選であるのはおかしい。そのへんの句を適当に頭に持って来ただけではないのかと思う。私なら佳作の欄に居並べてやる句。

《佳作》
扇風機秋風(しうふう)送り始めたり 選者/山下美典氏「河内野」主宰
「俳句四季2月号」2022.01.20掲載
💞「俳句四季」初投句、しかも季重なり🏖️🍇の句で佳作を頂き、嬉しいです。

《佳作》
春の猫横断歩道を渡りけり 選者/久保武氏『白絣』主宰
「俳句四季7月号」2022.06.20掲載
💞<猫🐱の句>での入選は、「寒」「秋ともし」「立春」を季語に使った<猫🐱の句>についで四句目になります。「白絣事件」があったので、喜び半減です。

《佳作》
極楽の風の中なる昼寝かな 選者/池田琴線女氏「うぐいす」名誉主宰
「俳句四季10月号」2022.09.20掲載
💞この句やはり良かったんですね。なんだかとっても気になる句だったので、出してみました。きずひとつない水晶玉。私は時々そんな句を詠みます。これがそうです🕊️✨✨

《佳作》
短夜や明けてよりゆく夢の国 選者/山下美典氏「河内野」主宰
「俳句四季11月号」2022.10.20掲載
💞この句も気になったので出してみた句です。熱帯夜は暑いだけが理由じゃなく眠れません。午前5時くらいには辺りが白んで来るので、それを見届けてから安心して寝床に入りました。そんな毎朝でした✨✨🌅





自句自解は、俳句では最も恥ずべき野暮事とされている。俳句は省略の文芸だから、省略した部分を滔滔と解説されると、解説しないと十七文字では成り立たない句なのかと作品自体の自立性を否定しかねないのと、この句はここが眼目、ここで苦労したと自慢話を聞かされるようで疎まれるからだろう、だったら人には見せずに独り善がりをしていればいいということになる。俳句は未完の文芸とも言われ、作者が半分を作り、読者が読むことで残りの半分を完成させると言われるからだろう。自句自解とはイコール自句自壊なのだ。


《上の文の引用元》

https://weekly-haiku.blogspot.com/2009/11/blog-post_540.html?m=1 



2023/12/09 08:00

という事で今月投稿分から自句自解をやめることにした。前々から、私も自句自解には反対だった。この記事は、俳句のメモとして、個々の俳句の情報を書いて来たが、自句自解に含まれる文章もあると思う。せっかく17音に濃縮したのに、それをお湯で溶かしてスープにするなんて、馬鹿な作業だと思う。次の記事からはあくまでもメモとして幾つか書き留める程度に留める。