給食…。
私の勤める地域では、最近給食が始まりました。
それまではお弁当、または、契約してるパン屋さんやお弁当屋さんに、朝、各自で注文して、昼に受け取っていました。
それが、給食を開始するにあたり、
給食センターが作られ、
給食室(配膳室)を作るために、各学校で工事が行われました。
そのお金があったらもっと違うことができただろうに…というのが教師たちの思い。
なぜならば。
その1。
給食の時、配膳の指導が必要。
適量で配れなければ、足りなくなって他の教室に探しに行くことも。
当番の爪や髪の毛など、衛生面の指導が必要。
食べる速さに差があるので、片付けのタイミングが難しい。
その2。
アレルギー対策がたいへん。
養護教諭や担任は月毎のアレルギー関係の書類を書いたり、家庭とのやりとりがあったり、代替食事の保管管理があったり。
また、命に関わるような子もいるので、配膳や片付けの時、細心の注意を払わなければならない。
(そして本人がそんなに注意深くなかったりするからもっと大変)
その3。
昼休みが短くなる。
お弁当ならば、さっと出して、さっと食べられるのに、給食は、配膳から片付けまで、本当に時間がかかる。
昼休みにやりたいミーティングも、生徒指導も、みんな放課後に。
本当に困る。
その4。
美味しくない、好き嫌いがあると残飯が増える。
本当にもったいない。
近隣の市町では有名なほど、美味しくないウチの給食。珍しい味付けやメニュー名だと子供達は食べないし、残すし、フードロスの問題はここから起きてるんじゃないかと思うほど、残る。
カレーや肉じゃがは人気だけど、魚と野菜はいつも残る。
うちの子供達の学校は、別の市だったけど、本当に給食が美味しくて、いつもたっぷり食べてた。何でこんなに違うんだろう?
それでも、給食を公約にした首長が当選したので、給食を食べるしかないんだけど。
子供達にアンケートをとったら、本当はお弁当がいいんだけど、親が大変だから給食でいい、という答えが多かったのだそう。
親はもちろん、お弁当を作るのが大変だから、給食賛成派が多かったらしい。
聞いてると、お弁当と給食を選べる自治体もあるそうで、どんなシステムにしてるのかしら?と不思議で仕方ない。
ちなみに、アレルギー持ちや少食な子の親が、「給食費が全員同じなのは不公平だ」などと苦情を言うことがあるそうですが、
それも給食システムなんか取り入れるからそうなるんだ!!と思ったりします。
と、文句ばかり言ってるので、
☆給食のメリット☆
- 栄養士が献立を作成しているため、栄養のバランスがいい
- さまざまな食材が使われているため、嫌いな食べものの克服につながる
- 塩分や糖分などの量が計算されており、生活習慣病のリスクを低減できる
- みんなと一緒に食べるため、会話や食事の楽しさを学べる
- 温かい食事をとれる
- お弁当には入れにくいメニューを食べることができる
- 家庭によって中身や栄養面に差が出るお弁当と違い、全員公平に同じものを食べられる
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ひとつひとつ検証してみると。
全部きちんと食べれば栄養のバランスもいいんでしょうね。魚嫌い、野菜嫌い、など、偏食でご飯しか食べない子たちもいます。私たちはきちんと食べなさい、と強要できません。それで体調を崩されでもしたらたいへんだから。
残念ながら嫌いなものの克服にはつながりません。嫌いなものは無理して食べなくて良いという指導がされてるので。(無理して食べて吐き気でももようされたらたいへん)
生活習慣病のリスク……給食とお弁当とどれだけ差があるんだろう?
そして今は「黙食」なので、一切おしゃべりなし。
温かい食事…これはたしかに給食だからできることです。ありがたい。
弁当には入れにくいメニュー…たしかにそうだけど、別にそれは夜ご飯とか家にいる時に食べたら良い話じゃないのかな…。
そして。
「お弁当は家庭によって中身や栄養面に差が出るけど、給食なら公平に同じものが食べられる」
これは、本当に必要なのかな??
公平に同じものを食べる必要があるのかな?
いや、同じものを食べて、なんか一体感とかそういうのが出そうっていうのはわかります。
「同じ釜の飯を食った」なんて言いますもんね。
でも、公平ってなんだ??
そして、この記事には最後、
虐待などで食べられない子のためのセーフティーネットになるというのも書いてあって、
それは本当にその通りです。
でも、小学校まではそうかもしれないけど、そういう子って中学ではもう学校に来にくくなってるレベルなんだよなと感じるのも事実。
…むむ、やっぱり給食反対派の意見から離れられないみたいです。
給食の準備をしてくださってる方々には感謝しているのだけど、せっかくなんだから、美味しかったり残さず食べたり、そういう給食になればいいなと思うのです。
