☆こんにちは。中学教員レモラズです。時に熱く、時にゆるーく、仕事のことを書きます。個人の特定を防ぐために、一部脚色を加えたりすることがあります。☆


私、校内の仕事だけではなく、県内の教科指導研究会の役員をしています。
県内の若手教員の育成…みたいなお仕事です。


1〜2ヶ月に一度、遠いところまで出張に行かなくてはならないので(片道高速道路を通って1時間ちょっと)、万年人手不足の職場の皆さんにはとても嫌がられています。


が。


私は、教科研究ができるなら、どこでも楽しいデレデレ
ましてや、同じ温度でそういう話をできる人が集まっているので、いそいそと出かけてしまいます。
ただ、学年代表をしていると、そうそう研修会にばかり抜けて行かれないので、厳選して出張させてもらってます。



先日、同じように午後から出張がありました。
大きめの会議で、県内の名だたる先生方や、他校の校長先生や県のお偉いさんも揃っていまして、
「レモラズさん、遠いのに大変だったねー!」
「いやでも、早く帰れるので、出張は助かりますよ。」なんてのんびりと話していて。



いよいよ会議が始まりました。
会議中に話されたスケジュールをメモしたり、調べたりするのに、スマホを出していたら、
ブーーンブーーンって鳴りましたゲロー



副校長先生からの電話。
絶対良くないことしか浮かばない滝汗滝汗



校長先生たちの机と椅子の間を、みをちちすり抜け、そっと部屋の外でかけ直すと、


「あー、レモラズ先生?ごめんね、今から帰ってきて。」
「え、何あったんですか滝汗
「それは帰ってきてから話すから、とりあえず帰ってきて。」



理由は言えないけどすぐ帰ってこい、ってのは、デカイのが何かあったな、という嫌な想像しかできず、何があったのかを予想しつつ、
また1時間以上高速道路を戻り、学校に戻ったのは、あと15分で退勤時間、という時でした。



すでに関係生徒の保護者も来校していて、その対応に動いている教師もいました。
現状報告を受けて、
「先ほど帰ってきて何があったかの報告受けました」と校長室に行って、
今後の大まかな対処方針や、最悪を想定して動くことなどを相談して…



てゆーか、
問題行動をやらかすのは生徒が悪いんだけど、
防げたはずのことをなぜ防げなかったのかっていう、
こっちの体制づくりの話の方が多かったかな。
(私の予想はことごとく外れた内容の生徒指導でした)



その日の朝の打ち合わせで、
こういうことに気をつけて、と言ったはずなのに、
問題行動を見逃してしまった先生たちは、ことごとく
「気をつけてたんですけど、気づきませんでした」という反応。



若手の一人は「あれは気づきませんよ、無理っすよ」とまで言う。



そうやって「無理だから仕方ない」というので終わる気??という先輩方の指摘も入ったり、


そもそも生徒を信用したくても、生徒は何かを起こすかもしれないっていうアンテナを張らなきゃいけないんだよ、悪く言えば信用し過ぎたらいけない、という指導があったり。


もちろん問題行動を起こす生徒が悪いんだけど、うちの保護者の中には、「うちの子が悪いのかもしれないですけど!!!見つけられない、防げない学校が悪いんでしょ!!」と責任転嫁してくる方もいるので、本当に要注意なんです。



このほかにも、前の日から続いてる生徒指導のフォローで家庭訪問に行ったり、保護者が来校したり、
この日、家に帰れたのは22時前でした。



何もなければ、出張からそのまま帰って17時過ぎには帰れていたのにえーん


ため息チーン