☆こんにちは、中学校教員レモラズです。身バレ防止のため、脚色を加えていることがあります。気楽に読んでくださいね。☆
学期はじめの学年集会。
体育館で万全のコロナ対策。
子供達に「今年頑張ること」を書かせるにあたり、
人が頑張ろうと思っているパワーが子供達に伝わればいいと思ったり、
少しでもヒントになればいいと思ったりしたので、
「先生たちもこんなこと頑張ろうと思ってるのー」を担任の先生たちに順番に発表してもらっていました。
うちの学年の先生方は、多趣味な方が多く、
子供たちから「おーー!」と歓声が上がるような場面がたくさんありました。
やっぱり、教師がお手本を見せないとね

で。
そんな中、私が発表したのは…
「今年は仕事から早く帰りたい」
子どもたち、爆笑

教師陣、拍手喝采

早く帰るために、自分の仕事を見直して、優先順位をちゃんと考えなきゃいけないとか、
整理整頓をして、いらないものを捨てるとか、
自分が今年頑張りたいことではあるのだけど、
(↑こっちが本来自分が伝えようと思ってたメイン)
やっぱり教師。
途中からベラベラしゃべってしまった…
「去年は
しょーもないことをやらかして話をしたり、
提出物が出てませんとか
遅刻が多いですとか
不要物を持ってきてますとか
おうちに連絡をしなければならない事態がたくさんあったり、
逆におうちから
うちの子が学校からのお便りを出さないんですけど、と相談を受けたり、
君たちのそういう面が改善されると、私たちの帰宅時間は、少しでも早くなるわけで
協力して欲しい」
もはや目標でもなくて、懇願となってた部分もあるんですが、
これは同僚のみなさま(と私)のため。
中学生だからトラブルがあるのは当然。
でも、自分で防げることもたくさんある。
ちょっとした気遣い、ちょっとした心掛け。
そろそろ目覚めてくれ
君たちは、君たちがなりたかった中学生になれているか?
もっと自分でできることはないか?
社会人の一人になるための準備をしていくのですよ。
そんな話で締めくくった学年集会。
この後の作文は、
過去の自分のこういうところをなんとかしたいのだという
懺悔及び決意の文字が並びまして、
私たちもびっくり。
そして、
誰かの未提出物があると、
「先生たちが早く帰れなくなっちゃうよ!」と声をかける子が出てきたり、
「ちゃんと提出物を出したから、先生たち、早く帰れるね!」
とアピールしてきたり、
良いような悪いような…
そこが大事なわけではなかったんだけど、
子供にはなにやら響いたようです。