☆こんにちは、中学校教員レモラズです。身バレ防止のため、脚色を加えていることがあります。気楽に読んでくださいね。☆
多くの学校で、「分散登校」をしていると思います。
子どもたちにとっては分散登校で、
学校で短い時間を過ごすだけなんですが、
教師にとっては、
少人数×2回。
例えば子どもたちは3時間授業だとしたら、
私たちは午前も午後もなので、
6時間授業をすることになるわけです。
まぁ、子どもたちと会えて楽しいからいいんですが、
毎日毎日6時間なのはなかなか大変です。
同じ授業を2回。
中学だと複数クラス担当するので、
5クラス担当してたら10回同じ授業をします。
正直、ちょっと飽きます(笑)
分散登校なので、
子どもたちは、クラスの中で、半分には会えるけど、半分には会えません。
うちの学年の担任さんの一人がいいました。
「なんか、午前メンバーと午後メンバーがお互いに想いを馳せられるようなことをしたいんですけど、
アイディアがなくて…」
すると、別の先生がそれを聞いて
「よし、ボクも考えます。」
二人で話し合って、アイディアを出したところ、
別の先生も話に乗りました。
三密を防ぎながら、何ができるかな?
時間もあまりないので、簡単なものがいいな。
午前チームから午後チームに、クイズを出すことに。
午後チームから、午前チームにも、クイズを出すことに。
「じゃ、朝から、各教室前に
イベント開催!!みたいなのを貼ろうか?
何するのかな?ってワクワクさせたい。」
と言ったら、
また別の先生も入ってきました。
「え、じゃ、それならさ、こうしたほうがいいんじゃないかな?」
もう定時は過ぎていましたが、
担任の先生たちが、
子どもたちの喜ぶ顔が見たくて、
あーだこーだと話をしていました。
でも、やっぱり、不安になる人はなるようで、
「もしこんなことがあったら…」
「もしあんなことになったら…」と
心配する人もいます。
でも。とりあえず、やってみようよ。
ちょっとくらいうまくいかなくても、私たちが学校を楽しくしたいという思いは、きっと子どもたちはわかってくれる!
楽しいことを考えてる時は、
誰でも楽しい。
私はみんなに気がつかれないように、一応校長先生に、根回し。
こっそり様子を見にきてくれました。
このところ、色々なことで険しい表情が多かった校長先生が、
「楽しそうだな
」と笑顔。
笑顔の連鎖です。
それぞれが帰った後も、LINE上で、
「こうしてみない?」
「こうやったらいいかも」というやり取りが飛び交っていました。
学校はたのしいよ。
先生たちがみんなと会えるのをワクワクして待ってるよ。
子どもたちにも伝わりますように