☆こんにちは。中学教員レモラズです。時に熱く、時にゆるーく、仕事のことを書きます。個人の特定を防ぐために、一部脚色を加えたりすることがあります。☆
先生たちも、この3ヶ月間に、準備しては予定が変わり、何度も振り出しに戻される、で、だいぶ消耗してしまい、もうどうしたらいいのか分からなくなってる人もいます。無気力な感じ。
宿題も、休校期間中、どんどんクオリティが上がっていき、配った授業DVDも、大好評でした。
慣れない機器の使い方をみんなで勉強して、
編集したり、労力はハンパなかったですけどね!!
(この時、教師間で三密が起きてたんじゃないか?という話はさておき。)
授業が始まっても、
コロナ感染防止のために自主的に休む子のために、
DVD作成は続けることになりました。
近隣のC市やD市では、YouTubeや市のホームページで授業の動画を公開してるそうで。
公立学校は、公平性というのを重視するようで、
ネット環境がある一部の人が得をするような方法で課題を出すことをとても嫌がります。
わかるわかる。
今が平時なら。
でも今は非常事態。
もう9割の人がデバイスを持ってるなら、
あとの1割の手当てを考えて、
実行できることだってある。
それをしていくべきではないのか。
1割の人に気を遣いすぎて、9割の人の足を止めるわけにはいかない。
1割の人に同等の手当をする方法も考えよう。
失敗することもあるかもしれないが、
きっと、こちらの努力と誠意はいつか伝わると思う。
じっと「今の状況では何もできない」と黙って見ている時期はもう終わったと思う。
うちの校長先生は、自治体の会議で、そんなことを話したそうです。
会議に参加していた他の団体の参加者も、
「うちに眠ってるパソコンがあるから、学校に貸し出せる」とか、
そういう話も出たとか。
かっこいい
こういう上司を持って本当に良かったと思う。
この前、再開前に、
学年の教師で打ち合わせをした時、
「子ども達が戻ってきたら、楽しみもあるけど不安もあるはず。
まずは、どんな感情も否定せずに聴こう。」
という教育相談的な話をしたのと同時に、
「学習は、焦らなくていい。先生が焦るとろくなことがない。みんなと学べて良かったとか、やっぱり学校って楽しい、と思えるような授業をどんどん『仕掛けて』ほしい。教師用の指導書の通りに教えるんじゃなくて、目の前の子達を見て授業をしてほしい。」
とだいぶ熱く語りました。
学年の先生たちに、私の思いが伝わりますように。
みんなで、子ども達をあたたかく迎えられますように。
綺麗事や熱い思いだけが通用するわけじゃないけど、
冒頭の通り、無気力な先生にも元気になってほしくて。
で、そうやって再開した様子はまた今度⭐︎