☆こんにちは、中学校教員レモラズです。身バレ防止のため、脚色を加えていることがあります。気楽に読んでくださいね。☆



「生徒は学校で、常にマスクを着用しなきゃならない」


ということに関しての、今日の職員室の話題。



国語の先生
「マスクしてても、話し合い活動しちゃだめかな?考えや意見は書け、といっても、限界があるね。」



英語の先生
「発音どーするの?ささやく?そもそも、先生の口元が見えないから、発音もしにくいよね。」



他の先生
「近隣のA市では、先生と生徒の間に、透明シートを張るって案がでてるらしいっすよ。バドミントンのネットを張る要領で。」



みんな
「それ、黒板を見るのに反射して邪魔でしょ」
「そんなのすぐ破るわ、子どもたち。」


別の先生
「音楽なんて、ガイドラインみたいなのを見たら、合唱もできないし、リコーダーも使えないし、授業で出来ることって鑑賞しかないって。」


みんな
「それは子どもたちも先生も気の毒すぎる」



体育の先生
「体育でランニングとかするのに、マスクしてたら、酸欠になるよ。そもそも、体育の着替えなんて、男女分けて教室で(A組で男子、B組で女子、みたいな感じで)着替えてたら、マスクを外して、それを他の人の机とかに置くことだってあるわけでしょ?着替えられないじゃん。そもそも、この季節、走ったら、汗もかく。汗だって唾液と同じように、感染の危険がある。」



別の先生
「着替えなかったらいいんじゃないの?朝から体操着で登校するの。」


体育の先生
「それはいいけど、バスとか電車にも体操着で乗るの?」



別の先生
「もう、いいだろ!体育がある日は、体操着で来て、体操着で帰る」



体育の先生
「それ、汗かいたまま過ごすってことだよな。不衛生。」



別の先生
「仕方ないだろ。優先順位を考えたら、コロナ感染より、汗だくでも仕方ないと思う。」



体育の先生
「えー…男子なんか、汗だくになったら、臭うやつがいるぞ?かわいそうだよ」



中国で、体育の時間にマスクをしたままランニングをして、酸欠で亡くなったという話もありました。



休校中の生活で、自律神経が乱れている場合、血管が収縮していて、酸欠になりやすいそうです。


さらに、これからは熱中症の季節。
体力が落ちてるのもわかるけど、
まずは、ストレッチとか、そういうところからだな。



近隣のB市では、再開後すぐに7時間授業&部活動会&土曜日の授業の検討もしてるというし、
そんなの絶対無理だろうよ…と私たちは思ってます。



そもそも(今日はこの表現よく使うな)、
学校で三密をゼロにするのは難しい。
これは、誰もが分かってると思う。



休み時間、子ども達が2メートル以上離れ続けられると思う?
授業中、すべての机を2メートル以上お互いに離せると思う?




否。





学校を始めるってことは、もう、そういうことなんだと思うのですよ。



もちろん、最大限の配慮はします。



でも、できることが限られすぎていることと、
私たちもなかなか現状を打破できずに新しいことが浮かんでこないことで、
「やりたいけどできない」という状況です。



何ならできる?
どうやったらできる?



そもそも、子どもたちは、授業を受けるココロとカラダの準備、できてるのかな?



考えても考えても、何が正解か、わかりません。