☆こんにちは、中学校教員レモラズです。身バレ防止のため、脚色を加えていることがあります。気楽に読んでくださいね。☆
日々刻々と状況が変わる、私たちの学校。
今週、休校の延長が決まりました。
校内の主要役職が集まった企画委員会で、
休校中にやることを色々と決めて、
学年主任の私が、学年の職員に伝えたときのこと。
ある若手が、めちゃくちゃ怒りました。
彼が怒ったのは、
「生徒の家に、新しい宿題を届け、やった宿題を受け取る」際に、
「直接手渡しをしないこと」。
今回は、宿題を直接回収するために、どうしても生徒(または親)と会わなければいけないのだけど、
感染リスクを減らしたい…というか、そういう意識を持っていますというアピールをするために、
教師は、
渡す宿題を箱に入れて、
生徒の家の玄関前に置き、
ピンポンを押し、
間を2メートル以上あけるように離れ、
生徒が箱の中の宿題を受け取り、
やった宿題を箱に入れ、
家の中に戻ったところで、
こちらがその箱を回収する…
同じサービスをピザ屋さんでやってたわ。
その若手の先生は、この話を聞いて怒り出し、
「そんなことをしてまで、宿題を回収しなきゃいけないんですか?
そんな、僕たち、あの子たちの担任なのに。
ピザ屋とは違うんですよ。
汚いものの扱いをされたと思う子が出てきたら、どうするんですか?
賢い子や、賢い大人は、この状況だから仕方ないって理解できる。
でも、みんながそんなに理解できるわけじゃない。
僕が子どもだったら、そこまでして来なくていいわ!って思います!
他の方法はないんですか?」
これで大紛糾。
あまりに大声で怒るので、
管理職が心配して止めに入ってきました。
でもさ、このご時世、その渡し方をして、理解ができないほどの子はいないと思うけど…。
というか、渡し方はそんなのだけど、2メートル以上離れて声をかけることだってできるんだから、
それはやってほしいんだけど、と言ってみる。
箱を経由する渡し方は嫌だけど、代案はない、というし。
他の人も賛成して、最終、原案を通しました。
後から若手くんを呼んで、話を聞くと、
「ぼくも、わかってるんです」と言います。
ただ、話を聞けば聞くほど、彼の考えの矛盾が見えてくるし、
そもそもそこまで怒るような話なのか?と思う。
大紛糾が終わってから、私は管理職に呼ばれて、
ことの顛末を説明することに。
管理職との結論は、
若手くんが、
前代未聞のこの状況に適応できなくて、
ストレスがたまりまくっている状況だ
ということ。
若手くんは、以前一緒に仕事をしたことがあって、
お互いの性格はなんとなくわかってはいるつもり。
元々、なんでも噛みつく人だけど、
今回は、その噛みつき方がいつも以上にすごかった。
管理職から言われました。
「聞いていたら、彼は、レモ先生のことをものすごく信用してて、だからつい甘えてたくさん言ってしまうみたいですよ。」
「…彼はいいだろうけど、他の先生たちは、だいぶうんざりしてます…彼の話を全部聞いていたらキリがないけど、少しは聞いてあげないと、彼の良さが出てこない。…はっ、なんか、学級経営みたいですね
」
「そうそう。そのさじ加減が大事だね。相談にはいつでものるし、必要なら私たちから彼に話もするから、よろしくお願いしますね。」
ほんとに、今の管理職って頼りになる。
前の管理職は、「ま、頼んだよ。なんとかしてよ。」って丸投げだったもんなぁ。
協調性のない先生に話をしてほしいと言ったら、
「ボク、彼女とは人間関係ができてないから、無理!」って…
なんのための管理職なんだか。
とにもかくにも、
毎日のように状況が変わっていくなかで、
やったことが次々と無駄になっていき、
やったことがないことをゼロから考えて実行していかなければならない。
出勤する中で、感染リスクも決して低いわけじゃない。
先生たちにもストレスがたくさん。
私も、なるべく笑顔で、自分もみんなもハッピーな気持ちになるようにしたいと思います。
