☆こんにちは、中学校教員レモラズです。身バレ防止のため、脚色を加えていることがあります。気楽に読んでくださいね。☆
当面の体制が決まるまで、
私は「とりあえず朝学活や終学活に来る先生」としてナミエ先生のクラスに行くことになりました。
さすがに休みも長くなり、
「ナミエ先生、マジで何があったの?やっぱり精神科?」
とヒソヒソと噂をする生徒たち。
この子たちの不安を取り除くために、それから余計な噂が拡散しないように、校長と副校長の判断で、学年集会が開かれました。
最初は学級内で、わたしからの説明を、と言われたのですが、「この話は私から語ることではなく、学校の体制として話すべきだと思います」と断固拒否しました。
ところが、
校長と副校長で説明したことは
「ナミエ先生は体調が悪く、休んでいる」
「今はナミエ先生は私たちに会いたくないそうだ」
「だから連絡はナミエ先生のご両親としている」
「ナミエ先生は君たちに会うのも怖いといっている」
「病院からの診断書が出たので、しばらく休むだろう。代理講師を探している」
「代理講師が見つかるまでは、校内の他の先生が代わりに授業をする」
「ナミエクラスの担任はレモラズ先生」
「レモラズ先生は授業数が多いのに担任を快く引き受けてくれた。みんな感謝するように」
生徒からの感謝なんていらん、そんなのを生徒に押し付けないで
しかも快くなんて引き受けてないから
イライラしながら聞いてしまいました。
そもそも、
「今はナミエ先生は私たちに会いたくないそうだ」
「だから連絡はナミエ先生のご両親としている」
「君たちに会うのも怖いといっている」
「病院からの診断書が出たので、…」
この部分、いっていいのか?
これが保護者に伝わったら、完全にメンタル説の裏付けになるよね?
言っていいことと良くないことの区別がつかないこの管理職、ほーんと、信用ならないっ!![]()
そんなこんなで、校長たちの宣言により、正式に担任交代が決まったのでした。