今年の2月に運転免許証の返納をした母。
今まで気軽に行っていたショッピングモールにもお医者さんにもそしてお寺にも、、行けなくなりました。

うちの実家は田舎町なので高齢者が多いです。
近隣の町と合併してなんとか肩寄せあってやっている感じ。
数年前に町の政策でバスの代わりになるバス停からバス停への予約送迎サービスができました。免許をなくしてから母もそれにお世話になっています。

今のところは体は丈夫な母。
ふだんの買い物はスーパーまで徒歩で問題なしです。だいたい毎日運動も兼ねて買い物に出かけています。


高齢者に必要なものはまずは病院、食料品店、美容院、会える友だち。
車という足がなくなると動ける範囲も狭くなるので、どうしても生活を変えていかないといけなくなるんだなぁと、母を見ていて実感します。


まず。
免許返納の半年以上前から母が突如として通院している病院の見直しを始めました。
あそこにしようか、ここにしようかと母が転院先を考え始めた時は意外な感じでしたが。母はそろそろ考える時がきたと感覚的に悟ったのでしょうね。

母は睡眠時無呼吸症候群があるので寝るときに無呼吸を防ぐ器具をつけているので、それを診てくれるお医者さん探しに悩みました。
電車で行ける隣町の駅前の呼吸器内科は閉鎖する予定だったのか、電話して確認していったのに最終的には診察を断られ
(それなのに持参した紹介状の封を切って中を見られた凝視)

他にも電車で行ける病院を妹と母と私で探してみたけど、、
そもそも睡眠時無呼吸症候群って何科が診てくれるの??というところから。。

はじめに診断されたのは大きな病院の耳鼻科だったから、みてもらうのは耳鼻科?
無呼吸だから呼吸器科??

悩んだ末に、母の友だちのすすめで町内の内科に行ってみることになり、お友だちも付き添ってくれたらしいです。

結果的にはそれが大正解で、内科もみるし無呼吸症候群もみると言ってもらい。
なんなら往診もあり認知症の指定医?もしているという。
パーフェクトな転院先でした。

灯台下暗しとはこの事。
町内にそういうクリニックの先生がおられるとは目から鱗でしかなくて。

やはり近隣情報は口コミがいいかもですね。

母はその後もお友だちに助けられながら暮らしています。


 馬 馬 ~つづく~ 馬 馬