こんにちは、礒崎真帆です。


先日、神戸にお住まいの
高校の時の音楽を担当してくださった
恩師とバロックの曲について
オンラインでプライベート
レッスンをお願いしました。


先生は、私が高校2年の時に
大学を卒業され
赴任されていらっしゃいました。


専門は楽理。。

わたしには縁遠い学部です。

私たち高校生とは、五歳しか
違わず、当時は若いお姉さんという
感覚でした。

私が卒業してから暫くして
先生はご結婚され
関西に行かれました。

チェンバロやオルガンを学ばれたあと

教会のオルガニストをされて

いらっしゃいます。


大学を卒業して、
私が就職したころ
思い悩み、今だったら
心療内科に通いたいくらいの
状態のときに
一番、相談したいと浮かんだのは
先生でした。

人生経験も社会的経験も
何もない自分に
失望している毎日でした。


藁をも掴む思いで
当時は携帯もないので
手紙を書きました。


すると、心のこもった
長い長いお手紙が来て
その中の、ある一言で救われ

辛いことがあると
その言葉を思い出して

それから何年間も
乗り越えることができました。


その後、育児や介護のことで悩み、
相談するたびにいつも親身になって

下さいました。



コンクールの課題曲の

バロックを目の前にし


そうだ!

何十年もバロックを勉強

されている先生に

オンラインでレッスンして

いただこう!


と勝手に決め

お願いすることになりました。




セミナーで色々受講してきましたが

実際、オンラインで

ピアノでオルガニストの方に

教えていただくと

新たな発見と、自分が

知らなかったこと

出来ないことが沢山あり


とっても充実した

1時間でした。


学びに「これで良い、おわり」

ということは、本当にないなあと実感。



先生は、何十年も前に、

卒論でバロックの舞曲を

扱ったそうで


今のように資料もなにもなく

それは大変だったそうです。



今は、バロックダンスも

YouTubeで簡単に検索できて

便利な世の中になった反面


答えを探し出すまでの思考能力、

それにかけた時間の重み

などは、スルーして

手に入ってしまうことに自分自身も含み

これでいいのかなという

気持ちもあります。



今回、偶然なことがありました。


レッスンしていただいた曲のひとつを

弾く生徒さんと、私と、その恩師の

お誕生日が同じだったのです!


三月生まれのご縁で

生徒さんが素敵な演奏が

できるよう、わたしも頑張ります。



庭に咲いた花を飾りました。




あ、菜の花は

買った 菜花の花が

咲いてしまったものです💦



庭に出ると

ふんわり春の香り。


沈丁花が咲いていました。


母がよく、

私が生まれて抱っこして

産院から帰ってきたら

沈丁花の花が咲いていたのよ、と


話していたことが

思い出される三月です。





チューリップ


新年少さんグループレッスン

木曜日 6時30分〜7時10分