こんにちは、礒崎真帆です。

年間いろいろなコンクールがありますが
今は6月初旬から予選が始まる
ピティナピアノコンテペティションに
向けて5人の生徒さんが
猛練習しています。


気がつくと1時間は

軽く過ぎてしまい、それでも

不足で隙間時間に

練習を重ねているようです。




このように書くと
「上手な子たちだから…」

と、思われる方も
いらっしゃるかもしれません。


初めから、上手な天才などいません。



どの子も、
ドレミのドは、ここよ、
からスタートした 普通の子たちです。

導入期にあまり練習したがらなかった
子もいますし、

転居されて教室も変わり
レッスン内容の変化に
戸惑った生徒さんもいました。



下の赤ちゃんが産まれて

お母様が上のお子さんの

面倒まで見れなかった時期が

あったお子さんもいます。



前からお伝えしていますが


長年見ていると、どの生徒さんにも

「今、この時に背中を押せば

きっとのびる!」



と言う時があり

本人のやる気

ご両親のご理解とご協力

わたしの気持ち


が一致した時に


生徒さんは努力の天才になり

開花することが

多いです。



ただ、コンクールやステップも

1回だけではあまり

意味がありません。



一回目が一番大変で


大変だった、で終わってしまうからです。



何事も経験回数が

大切。



だんだん、練習も自立して

いくことができます。




コンクールは

1小節だけでレッスンが

終わりそうになることもしばしば。


だからこそ

普段のレッスンではできない

内容に触れることができます。



やり抜く力は

生きていく上でも

大きな栄養素になっていきます。



もちろん、予選通過できれば

嬉しいですが

そこが問題ではない、と

言うと、責任逃れのように

聞こえると思いますが



繰り返しや部分練習などを

長時間

集中してやる習慣が身につき


曲を仕上げるということの

本当の意味がわかり



結果に関わらず

努力した自分を認める

ことができるようになります。



これこそ

見えない学力、物事を最後まで

やり抜く力。


ついつい、


点数や順位など

見えるものに目がいきますが


お子さんの見えない学力こそ

今、つけてあげて

欲しいと考えています。



来年度もコンクールや

ステップなど

自分を伸ばしていくチャンスは

いろいろありますので

ぜひ参加してみてください。




先日買い物の途中で

春の訪れを感じました。