途中、厚木から見えた富士山が
真っ白で大きくて
清々しい!
そういえば父が元気だった頃
高尾山が好きで
1人でよく行ってたなあ、
駅のそばの酒饅頭を
買ってきてくれたなあと
懐かしく思いました。
お見舞いした方は
母が20代の頃からのお友達で、
わたしが5歳の頃
音楽に疎い母は、
娘にギターを習わせようと思うと
その方に話すと、
「ピアノにした方がいいわよ」と。
母が、「ピアノ?
続くかどうかわからないから」と
言ったら
「そんなのやらせてみなきゃ
わからないじゃない。」
と言われて
そう言われてみれば、そうだと思い
ピアノを習うことに決めたそうです。
つまり、その方の一言がなければ
ピアノには縁のない
人生だったわけで
私にとっては、人生の
キーパーソンに当たる方です。
耳は聞こえているそうですし
話していることは
わかるのですが
会話はできない状態だそうだと
伺っていました。
その方とは、私が小さい頃から
よく遊びに行くと
連弾をしたりして
ピアノで遊びました。
発表会にもよく
来てくださいました。
個室でしたので、
持ってきたキーボードで
何曲か聴いていただきました。
会話はできませんが
一緒に連弾した頃を
思い出してくれたらと
思いながら弾きました。
キーボードは、鍵盤も足りないし
とっても弾きにくいですが、
遊びに行くと私に
「真帆ちゃん、何か弾いて」
「今、何練習してるの?」
とよく言われていたので
たぶん、何でも受け入れて
下さったのでは?と思います。
会話はできないけど
声が聴こえたような
気持ちになりました。
私だけかもしれないけど・・。
お洒落で綺麗な方でした。
母との出会いがあったことに
感謝して、病院をあとにしました。
元生徒さんの福岡のおばあさまの
お庭に実った「はるか」
いただきました。
さっぱりしてとってもおいしいです。
退会されたのに私を
思い出してくださって
有り難いです。
右の夏みかんは自宅庭のもの。
顔が曲がるほどすっぱい!
月曜日 新年少 2時40分〜、4時〜
土曜日満席
大人のピアノ
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