横浜市  妙蓮寺のピアノ教室
いそざき音楽教室へ
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怪我を乗り越え
素晴らしい演技を見せてくれた
羽生選手。


その演技に使われていた
ショパンのバラード1番を
聴きながら
あることを思い出していました。



何年か前に  バラード1番を
卒業した門下生の会で
演奏する機会をいただき
練習していました。


ですが、どうしても、
最後の方の  ある部分が、
そこだけテンポが
落ちてしまう。

時間をかけ
さまざまな工夫をして
練習しても

うまくいかず、
どうしても
思うように指が回らない


同じ門下生でも
ばっちり弾ける方もいるのに



わたしはだめだなあ
指が短いし開かないから
もう、無理なんじゃないか。



素質も資質も違うから。


◯◯さんとは、違うんだ。
◯◯さんみたいに
弾けたらどんなに
素敵なんだろう。



と、半ば諦めかけていた頃


急に  すっと
テンポに乗り

手の中に入ってきたというか、
あんなに弾けていなかった
部分がするっと弾けるように
なっていたのです。



嬉しかったのは、勿論ですが
それは、不思議な感覚でした。



あぁ、私でも
もう無理かもしれないと
思いながらも
続けていたら
弾けるようになるんだ、



この感覚を
生徒の皆さんにも是非
味わってほしいと 
思いました。


体験するしか方法は
ありません。
自分で体験するしか。




こんな曲弾けるわけない、

◯◯さんと、自分は違うから

絶対無理

と決めつける前に
諦めずに練習してみてください。


いつか
弾けるようになります。


その壁をいつどうやって
乗り越えられるかは
わからないですが、


自分でも出来るんだという
経験は
密かな自信となり
生きていく力に
なると思います。



春のおさらい会に向けて
それを少しずつ
体験している
生徒たちが沢山いて

まだまだ仕上がりませんが

じっくり時間をかけて
練習をし


あの時の私の
「弾けるようになった!」



という喜びを
分かち合えたら
本望です。


一生懸命やるからこそ
楽しいのです。







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ジャズ羊羹

友人から
いただきました。








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