横浜市  妙蓮寺のピアノ教室
いそざき音楽教室へ
ご訪問ありがとうございます



大晦日の新聞記事からです。


体操の白井健三さん、
同じ横浜市の選手の
言葉です。

「基礎をみっちりやって
よかった」




読まれた方も
いらっしゃると、思いますが

記事を要約すると


「天才と呼ばれるには
違和感がある。
才能だけではない、
自分で満足できるまで
練習している
僕の頑張りだと
わかってほしい。


小2から片道一時間半
かけて、クラブに
通った。


そこでは、倒立や側転からの
バク転など、
単調な基礎練習が
繰り返された。


苦痛に感じたり
嘘をついて練習を
さぼったこともあった。


中1でナショナルメンバーから
外され、体操をやめたいとまで
思った。


しかし、いまは
基礎をやっておいて
よかったと、言える。


高校、大学と進学し
自分の意識と
こう教わったなという
記憶が合わさり
今が出来上がっていると
気づいた」



ご本人の努力と共に
ご両親の応援、理解も
あってのことと思います。





ピアノもいくら趣味でも
基礎が大事だと
私は考えています。



読譜にしろ
指の形にしろ
基礎が身につくまでには
それなりの

 「順番と時間」が
かかります。




特に指の形の習得に関しては
個人差があります。

が、時間をかけて
丁寧に身につけていけば


無理のない
美しい音で
弾くことが
できるようになり

本人にとっても、
一番楽な
演奏ができるようになります。



もし、白井選手の
ご両親も
すぐに結果を求めていたなら

小2からわざわざ遠い
クラブに通わせ
6年もやっているのに
と、考えたら

中1でメンバーから
はずされていた時点で
やめさせていたかも
しれません。




あの時やめていたら
今日の白井選手は
存在しないでしょう。





一年やってまだこれだけ?

三年もやっているのに?


と考えるか


まだまだ基礎の時なんだと
考えていただけるか


保護者のみなさまの
お気持ちにも
関わってくるかと
思いました。





来年も
どうぞよろしくお願い
致します。