横浜市 妙蓮寺のピアノ教室
いそざき音楽教室へ
ご訪問ありがとうございます。
前回の講座の記事の続きです。
楽器学資料館は
鍵盤楽器だけではなく
250点あまりが
展示されています。
毎週水曜日に開館し
どなたでも見学できます。
楽器の10分講座という催しもあり
近くなら聴きにいきたいところです。
シューマンが愛用していた
グラーフ 。
ウィーン式アクションです。
ウィーン式とイギリス式
今まで 図は、よく見かけましたが
よく見ても
いまいち理解できず 謎でした。
今回 お話を聞いたり
実際 耳で聴くことにより
よく理解できました。
やはり 百聞は一見に~です。
張力が弱く金属が少ないので
ピッチはやや低く
サロンなどで弾くのに
ふさわしい明るく繊細な音。
アップライトピアノに
ある 弱音になるための 布が
1枚と2枚の2本の弱音ペダルがあり
音色がかなり変わります。
2枚の方は
かなり小さく シューマンが
求めていたppは
このような音だったのかと
思わず 膝を打ちたくなりました。
帰宅して 早速シューマンの
曲を練習してみました。
グラーフの音を聞く前と
あとでは 音に対する意識が
全く違っていました。
何事も 本当に 体験 、体で感じる
こと。100回説明を聴くより
体験です。
ショパン愛用の
プレイエル。
ノクターンとプレリュード
を演奏していただきました。
特に プレリュード、
胃腸薬の
CM でもよく聞かれる7番は
今まで聴いたことのない
落ち着いた音色でした。
弦の上に第2響板があります。
繊細な楽器で 、演奏するのに
技術が必要な様でした。
リスト愛用のエラール。
こちらは試弾可能でした。
プレイエルよりは頑丈で
子犬のワルツを弾いていただきましたが
プレイエルとの
音の違いを実感しました。
シャンツは1820年のもの。
ペダルが6本あり
そのうち 弱音ペダルが2本
ドラムとベルの音がする
ドラムペダル
紙を落とした様なビンビンとした
音がする
ファゴットペダルがあります。
真ん中にダンパーペダル
(音をのばすペダル)
があり 弾きにくいそうです。
シューベルトなどが
連弾を楽しむことが多かったからか
とも言われているそうです。
モーツアルトの
トルコマーチを弾いていただきました。
ドラムにベル
ジリジリというファゴット
ペダルを駆使した
トルコマーチ
これは、子どもたちが聴いたら
絶対に喜ぶと思いました。
以前から このピアノを
一度聴いてみたいと
思っていたので
やっと念願叶いました。
合間に久元先生の
お話が入り 作曲家の
エピソードも含め
大変 興味深く 受講できました。
10月29日(日)に
立川近辺で
歴史的鍵盤楽器の試弾と
ミニコンサートを
久元祐子先生に
お願いしました。
ご興味ある方は
ご連絡ください。
お問い合わせは下記まで
お願いします