先日の大人の生徒さんの
レッスンです。
毎月一回、休むことなく
続けられ、6年。
その忍耐力と努力は、
尊敬に値します。
今日も楽譜の周りに
練習した日にちが ぎっしり
書かれていました。
すごい!
こ、こんなにー!?額縁のよう!
赤い線は、ご自分で
書き込まれています。
お仕事の合間をぬって
練習され、積み重ねられ
ました。
音楽は、ピアノは、楽しい。
楽しいけれど、忍耐力も必要です。
また、この曲を仕上げようという
決心も必要です。
それは、大人も子供も
同じことだと思います。
楽譜の周りに書かれた
日にちと、練習して よれよれに
なった紙面を見るたび
どれだけ真摯な気持ちで、
ピアノに向かわれたのかが
伝わります。
長い期間、エリーゼのためにに
取り組まれ テンポはゆっくり
でしたが、丁寧に仕上げられてから
色々な面で変わられました。
レッスン中に直すべき箇所が
短時間で直るようになり
テンポの揺れがなくなり
音符を追うだけで、
精一杯だったのが
曲の雰囲気を考えて
弾くことができるように
なられました。
難曲を長く、根気強く
取り組むことにより
今まで出来なかったことが
出来るようになることを
証明して下さいました。
これは、子供でも同じで
発表会などで、今のレベルより
少しアップした曲を長く
練習することにより
身につくものが 沢山あります。
それは、発表会が
終わってからわかります。
発表会は、次への
架け橋となるものです。
曲に取り組む時は
自分でも 決心 して
練習すると、それが聴き手にも
伝わり、自分にもプラスに
なります。
さまざまな色合いですね。
フォルテ (強く)と言っても
さまざまな フォルテがあります。
外に出て、自然を沢山
感じてほしいなあと思います。