息子の小学校では
縦割り班 というのがありました。
学年2クラスという
小規模校だったので
できたのかもしれません。
1年生から6年生まで
1人ずつくらいの
グループになり
給食を食べたり 遠足に行ったり。
木々が生い茂る山道を
1年生の手を引きながら
励ましあってゴールを
目指しました。
あの 縦割り班は良かったなあと
今でも 息子は言います。
仲良くなった6年生が
怪我をした時に
面倒を見てくれたり
遊戯王カード(古い!)を
上級生に取られてしまった時に
一緒に行って
返してもらったりしたそうです。
上級生に優しくしてもらって
嬉しかったこと
安心したことは
ずっと心にあり
今度は自分が 成長したら
同じことをしてあげたいと思う。
このような経験は
学校だからこそ
出来ることです。
当教室でも
なるべく 上級生が
下級生と関わりを持つような
活動をする機会を
設けるようにしています。
発表会、クリスマス会
施設でのボランティア
などでお世話をしたり
仲良くなると学校でも
自然に声をかけることが
出来る子もいます。
下級生も上級生の
立ち居振る舞いを
見ていることを
そして それが教室の
雰囲気を作っていること
を中学生以上の生徒には
話すようにしています。
横だけではなく
縦の関係も大切にしていくと
発表会などでも
「知らない子が弾いている」
が、
「Aちゃんが弾いている」
に変わり 聴く姿勢が
変わって来ます。
教室生みんなが顔見知りに
なれると良いなあと
思います。
オルガンの先生の手作りです。
膝に乗せ 左手でふいごで風を
送り込み 右手で演奏します。
12世紀ごろの楽器だそうです。