学校で  「浜辺の歌」を
歌っているという中学生2人。

教科書を見て歌うだけでは
8分の6拍子の感覚が
つかめないので スカーフを
使って歌ってみました。




スカーフで表現すると
拍子をどう捉えて
いるかが分かり 改善点も
見えてきます。

スカーフは、幼児さんのため
だけのものでは
ありません。


小さい頃から
見ている子達なので
随分 お姉さんになったなあと
感じます。まだまだ カワイイですが。


折角 楽譜が読めるので
伴奏は 何を表しているか?
波の様子。

まあ、これは学校の
音楽の授業でもやると思います。

初めの静かな伴奏から 
曲の盛り上がる部分へと
伴奏形が変わり
また 元に戻ること。


そして  折角楽譜が読めるので
このピンクで囲んだ
シャープがあるのと
ないのとでは、どう感じが
違うか 聴いたり歌ったり
してみました。

{FD42B13A-B2E0-4901-AA27-3D7ED10E3CA8:01}


シャープがないと
岩とかにぶつからないでサーっと
波が流れて行く感じ、
あったほうが
水の流れの勢いを増して行く
感じがする。

たった 一つ音が違うだけで
違う世界が見える不思議。


また、曲の初めの部分の伴奏と

{6320BD48-C9C9-4D2C-BEC6-8C780AF404E0:01}


終わりの部分の伴奏

{373D3436-79B5-4962-884B-179E764AF98A:01}



の違いにも気づいてもらい
作曲者がちょっとしたことで
工夫をしていること
そこで変化が生まれていることを
感じてもらいました。


作曲した 成田為三は、弟子に
「みんな、遅いんですよ、
もっとサラリと歌うように」

という言葉を残しているそうです。


池田小百合著
なっとく童謡、唱歌より


動画は保護者の方の了承を得て掲載しています