小学生までにやっておくと良いこと、良かったこと

を中高大学生にも聞いてみました。


①から⑤は、多くの似たような回答がありました。


① 練習を習慣づけること。

   (小学生の時は今より忙しくなかったから)

② 譜読みを速くできるようにする

③ 音楽の記号を覚えておく

   (吹奏楽の部活や定期テストで役立つ)

④ ハノンなどの指を動かす基礎練習

   (指の強化、きれいな形で弾く)

⑤ 全調の音階を弾けるようにする



⑥ お辞儀の仕方・・・発表会で練習した


   (入試の面接などできちんとできていると得する)

⑦ 鍵盤をみないで弾けるようにする

⑧ 簡単な伴奏付け、聴音

⑨ 電子ピアノから普通のピアノに変えておけばよかった。


   難しい曲になればなるほど 電子はつまらない。音が響かない。

   ピアノと指のタッチの感覚が違う。今、考えると絶対ピアノの方が

   良いと思います。


おおまかにまとめると 以上のようなことが

結果として出てきました。



練習を習慣づけられたから 今も練習が嫌ではないのか、

練習づけられなかったことを後悔しているのか

それは、わかりません。


これから中学生になっていく 生徒たちには

身近な上級生からの言葉なので

素直に受け止め 自分たちが中学生になったときに

部分練習や繰り返しの練習も単に苦行ではなく

出来ない所が出来るようになっていく過程を

楽しめるようになっていてほしいと思います。


楽しみながら練習をするには

小学生のうちに 練習を習慣づけ

楽譜を速く正しく読む力を付け

耳を鍛えて 基礎的なことを理解できる

ようになっていることが必要です。


それには 1回1回のレッスンを充実させ

①から⑧の内容の大切さを生徒に常に

語りかけ、理解してもらうことも大事だと思います。


電子ピアノについては、保護者の方のお気持ち

としては、こんなに長く続くとは

思っていなかったのでピアノに

しそびれてしまった、とのことでした。


今までも 中学生ぐらいになると

電子ピアノを弾いていた生徒たちが

同じようなことを言い始めます。


電子ピアノとピアノについては

また、別の機会に載せたいと思います。


アンケートを取り分析していくと

沢山の気づきがあり レッスンの参考に

なります。


続きは次回にいたします。