これかも自然との調和を突き詰めていきたいと話す大西さんのインスタレーションをもうひとつ。
「風の宝箱」
球の中で舞う色紙は花びらを、周囲を囲うものは雲の白と空の青を表しています。
アートはまず相手に伝えるものであって、相手がいなければ、ギブアンドテイクがなければ成り立たない。自分の作りたいものはあるけれど、まずは鑑賞者がいかに入りやすいか、入ってこれるかを念頭に置いて制作しているのだそうです。
大西さんにとって、絵画は白いカンヴァスに絵の具を盛り一から創り上げていく行為だけれども、インスタレーションは既成のものを組み合わせてコンバインさせる行為で、それぞれ目的と意味が異なるのです。
私が作品を見せていただいて思ったのは、身近なものとしてアートを感じてもらいたい、ありふれたものを違った視点から見てほしい、突き詰めれば、他人とかかわりを持ちたい。そのような動機が大西さんを制作へと向かわせているのだと思います
。非常に人間的で本能的な部分から制作へ取り組んでいるのです。
「絵っていう字ってすごいですよね、会う、っていう字を糸が繋いでるんですよ!」と目を輝かせていた大西さんは本当に人とつながっていたい表現者なのだな、と思いました。
大西さんはこれからも自分の追及する芯(自然との調和)は変えずに活動場所を広げていきたいと言います。
アートセラピーについて学んだり、今までやっていたポストカード作りやライブペィンティングも続けていき、作品をカフェやバーなどさりげなく見てもらえる場に置いてもらえるよう働き掛けていくのだそうです。
様々なプロジェクトに参加もしています。
エコバッグの方は9/6まで東京で、パズルプロジェクトの方は大阪で9/8から始まるので是非行ってみてください。
大西さんのHP です。
とても楽しい取材でした。これからの多岐にわたる活躍を楽しみにしております!

