精密検査もこれからなのですが。
クリニックで言われた治療方針を上司に伝えました。抗がん剤をもし使うならば、少しまとまった休みを取った方がいいと伝えられました。
申請書類の話を聞くうちに、涙が抑えきれませんでした。まとまった休みを必要とするくらいの病気になってしまった自分。まだ働いていたい自分がいました。
就職してから、がむしゃらに働いてきました。
資格も取得したり、視野を広げるべく転科したり。
だから、私にとってまとまった休みを取ることは
負けたというか。せっかく積み上げてきたものがなくなるのではないか という不安を感じたりします。休んだら、復帰してまた元通りに働けるのだろうかなど、考えたらきりがありません。一旦立ち止まることが、今は怖いです。
宝くじ数億円でも当たったならば、悠々と
休むと思う。いや、パートで働くな、たぶん。
身内の法要で思うことですが。
いずれみな寿命で最期を迎えます。
これはみな平等です。
けれど、本当に悲しいのは。身体が存在しないだけではなく、人の記憶からなくなることの方が悲しいのではないかと思います。
仕事で何度となく看取りを経験させて頂きましたが、いまだ慣れることはありません。ただ仕事ですので、ワンワン泣くことはなくなりました。感情コントロールしています。
だから、まさか自分が職場で、しかも上司の前で
泣くとは思いませんでした。
ガンとわかってから、泣きたいのですが。
思いっきりまだ泣けていません。
本当は人目も気にせずワンワン泣きたいです。
病気になった情けなさや、これからの漠然とした不安。泣いてデトックスしたい。
しっかり体調を整えて、心身ともに健康になり
復帰すること。
今の目標です。